初心者向け!エレキベースの基本フォーム 左手編

キタダ
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どの楽器であれど基本のフォームは重要です。好きなアーティストのフォームを、最初から真似してもよいのですが、まずは基本のフォームから始めて、徐々に自分に合ったフォームにするのが、上達への近道です。今回は左手のフォームと、弾くときに注意すべき点を解説いたします。

STEP.1

左手は『1フレットに1本の指』を基本形に。

2つの画像を用意いたしました。画像の①は、人差し指は1フレット、中指は2フレット、薬指は3フレット、小指は4フレットを押さえています。画像の②は見えづらいですが、人差し指で1フレット、残りの指は人差し指の補助をしています。

②の押さえ方の問題点は、1〜3弦へ柔軟に対応できない点と、手元を見ていないと音を間違えやすいという点です。①の押さえ方であれば、1〜4弦×4フレット分の16音に指を動かすだけで対応できる上、慣れてしまえば手元を見なくとも演奏できます。ただ、ひとつ覚えておいていただきたいのは、ここでは基本フォームとして正しい方を「○」としていますが、譜面によっては②の押さえ方も使用するので、②の押さえ方が全て悪いわけではありません。

最初は指が開かなかったり、そもそも手が小さく、指が開いたとしても指が届かない場合があります。その場合には「1フレットに人差し指、2フレットに中指と薬指、3フレットに小指」か「1フレットに人差し指、2フレットに中指、3フレットに薬指と小指」でも大丈夫です。

STEP.2

押さえ方のコツ その1

押さえ方のコツは、押さえていない指をあまり指板から浮かせないことです。指が指板から離れてしまうと、そのぶん動きに無駄が出てしまい反応が遅れるため、極力浮かせないように練習しましょう。画像では薬指で4弦3フレットを押さえていますが、他の指は浮いています。裏で押さえている親指の位置も、画像を参考にしてみてください。

指で押さえる位置は、フレットの上ではなくフレットの少し横(ヘッド側)を押さえます。

STEP.3

STEP2の画像のように薬指だけで押さえていると、あまり力が入らず音がビビってしまうこともあるかもしれません。(ビビる=押さえる力が足りないか押さえる位置が悪く、弦が指板に当たってノイズが鳴ることの意味)。

音がビビらないようにするには、人差し指で1フレット、中指で2フレットを押さえたままで(①→②)、薬指で3フレットを押さえます。薬指だけで押さえるよりも力が入りやすく、音がビビりづらくなるので、こちらの押さえ方の癖もつけるようにすると、より良いでしょう。

1〜4フレットはヘッド側なので、弦を押さえるのに特に力が必要です。指1本で押さえるのは、初めはツラいかもしれませんが、練習するうちに指先が硬くなり握力もついてくるので、諦めずに毎日練習しましょう。

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