目次
STEP:1 切なさと懐かしさを奏でる「王道進行」~4→5→6→3の魅力~
○コードの構成
例)Cメジャーキー
F → G → Am → Em
この進行はシンプルながらも、エモーショナルな響きを持つのが特徴です。
○コードの紹介
「王道進行」は、ポップスやボカロをはじめ、数多くのジャンルで使われる定番のコード進行です。
聞き手に「懐かしさ」「安心感」、そして「切なさ」を同時に感じさせるため、特に青春や恋愛をテーマにした楽曲で愛されています。
進行そのものが持つ強い感情表現力により、メロディやアレンジ次第で多様な楽曲に応用することが可能です。また、バラードからアップテンポな曲まで幅広く適用できる汎用性も魅力の一つです。
○J-POPやボカロで使用されている楽曲
• スピッツ「チェリー」
• MONGOL800「小さな恋のうた」
• Official髭男dism「Pretender」
STEP:2 カノン進行の魅力 ~音楽を彩る定番コード進行~
○コードの構成
例)Cメジャーキー
C → G → Am → Em → F → C → F → G
この進行は、調和の取れた流れと聞き心地の良さが特徴で、多くのリスナーに親しまれています。
○コードの紹介
「カノン進行」は、クラシック音楽家パッヘルベルの「カノン」に由来する進行です。ポップスやボカロ楽曲など、ジャンルを問わず幅広く応用されており、「王道進行」と並んでよく知られています。
この進行が特に魅力的なのは、繰り返されるコードの流れがもたらす安定感と、メロディを自由に展開させやすい点です。情緒的なバラードやキャッチーなアップテンポ曲など、あらゆる楽曲のベースに使うことができます。
○J-POPやボカロで使用されている楽曲
カノン進行は、以下のような人気楽曲でも使用されています:
• 宇多田ヒカル「First Love」
• BUMP OF CHICKEN「天体観測」
• GReeeeN「愛唄」
STEP:3 6451進行の魅力 ~ポップスの定番コード進行~
○コードの構成
6451進行は、J-POPやボカロで多く使用される人気のコード進行です。マイナーコードから始まり、最後に明るさを感じさせる流れが特徴です。
例)Cメジャーキー
Am → F → C → G
この進行は、切なさと希望が絶妙に混じり合い、幅広い楽曲の雰囲気にマッチします。
○コードの紹介
6451進行は、楽曲に「感情の起伏」や「ストーリー性」を持たせることができるため、ポップスやアイドルソング、バラードからアップテンポな楽曲まで、幅広いジャンルで愛されています。
進行がシンプルで覚えやすいことから、多くの作曲家やプロデューサーが使用しており、聴き手にも親しみやすい響きを提供します。特に青春や恋愛をテーマにした楽曲で効果的です。
○J-POPやボカロで使用されている楽曲
• back number「高嶺の花子さん」
• いきものがかり「YELL」
• 乃木坂46「君の名は希望」
STEP:4 1451進行の魅力 ~明快さと安心感を生むコード進行~
○コードの構成
1451進行は、J-POPやボカロ楽曲でもよく使われる、シンプルながらも印象的なコード進行です。爽やかで明るい雰囲気が特徴で、多くのシーンで活用されています。
例)Cメジャーキー
C → F → G → C
○コードの紹介
1451進行は、楽曲に「安定感」と「ポジティブなエネルギー」を与える進行です。特にイントロやサビの部分で使用されることが多く、聞き手に自然な心地よさを感じさせます。
明るさを基調としたこの進行は、青春をテーマにした楽曲やポップで軽快な曲調の作品で特に効果的です。また、リズムのアレンジやメロディ次第で幅広い表現が可能です。
○J-POPやボカロで使用されている楽曲
J-POPの例
• 嵐「Happiness」
• Mr.Children「シーソーゲーム」
• 坂本九「上を向いて歩こう」
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