加線(かせん)って何? ワンポイント楽典3
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加線(かせん)って何? ワンポイント楽典3

加線(かせん)とは、高い音や低い音を書くために、五線の上下に書き加える短い横線のことです。
五線だけでは9つの音しか書き表せませんが、加線を使えば、もっとたくさんの音が書けるようになります。

STEP:1 加線とは

加線とは、五線の上や下に自分で書き加える短い横線です。
五線に書ききれない高い音・低い音を書く時に使います。

加線を複数書く時は、線と線の幅(目安は五線の幅と同じ位)と、長さを揃えると見やすいです。
それから真横にまっすぐ書くのもポイントです。※右利きの人は、線の向きが右斜め上になりがち!

加線とは

STEP:2 上加線(うえかせん)と、上加線の音

上加線は、五線の上に書く線です。高い音を書く時に使います。
線の本数に応じて名前がついています。

「上第1間の音」は、五線にくっつけて書きます。
単音の場合は加線は書きませんが「上加線の音」として扱われます。

上加線(うえかせん)と、上加線の音

STEP:3 下加線(したかせん)と、下加線の音

下加線は、五線の下に書く線です。低い音を書く時に使います。
線の本数に応じて名前がついています。

「下第1間の音」は、五線にくっつけて書きます。
単音の場合は加線は書きませんが「下加線の音」として扱われます。

下加線(したかせん)と、下加線の音

STEP:4 まとめ

加線とは、五線に書ききれない高い音・低い音を書く時に、自分で書き加える線。

上加線の音も下加線の音も、ピアノレッスンの場合、初級の段階で出てきます。
ピアノは88音もあるので、加線の音からは免れません!
加線が出てきたらできるだけ早いうちに、3本ぐらいの音はスラスラと読み書きできた方が良いですよ~!

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