初心者が最初に買うべきエレキギターの選び方と練習の始め方
ギター エレクトリックギター
入門
ロック

初心者が最初に買うべきエレキギターの選び方と練習の始め方

「どのギターを選べばいい?」「高いギター必要?」「失敗したくない」

エレキギターを始めたい気持ちがあっても、初めてだと選び方が分からず迷ってしまいますよね。

結論、見た目がカッコいいと感じる色・形のギターを選びましょう!

この記事では、後悔しないギターの選び方、損しないコスパ最強ギター予算、信頼できるメーカーは?など、初心者が知るべき知識を、練習方法も含めて分かりやすく解説。

憧れのアーティストに近づける最初の一本を、自信を持って選べるようになります。

STEP:1 エレキギター初心者の選び方|「ビビッときた」で決めるべし

楽器店でギターを見た瞬間、「あ、これいいな」と思うかどうか。この直感が選び方の決め手になります。

「この色カッコいい!」「この形が好み」「なんか惹かれる」そう感じたギターこそ、あなたにとって最高の1本です。

一目惚れでOK!スペックや価格を気にする前に、まずは心が動いたかどうかを大切にしましょう。

エレキギター初心者の選び方|「ビビッときた」で決めるべし

STEP:2 エレキギター初心者の選び方|1. 色と塗装で選ぶ

見た目もギターの魅力の一つです。

美しいサンバースト、深みのあるチェリーレッド、クールなブラック、上品なホワイトなど、カラーバリエーションは豊富。

木目が透けて見えるナチュラル系や、キラキラ輝くメタリック系もあります。

部屋に立てかけた時に「やっぱりこの色を選んで良かった」と思えるかどうか。

毎日眺めて嬉しくなる色を選べば、自然とギターに触れる時間が増えていくはずです。

STEP:3 エレキギター初心者の選び方|2. 形で選ぶ

ストラトキャスターの流れるような曲線、レスポールの重厚感ある丸み、テレキャスターのシンプルな四角いフォルム。

それぞれ全く違う印象を与えます。

抱えた時のフィット感、重量バランス、ネックの握りやすさも人それぞれ。

実際に触ってみて「なんかしっくりくる」と感じるものが、あなたの体に合ったギターです。

可能であれば楽器店で実際に抱えてみて、弾きやすさや重量を確認するとなお安心。

見た目で惹かれたギターが、実際に持った感覚でも心地よければ、まさに運命の出会いです。

エレキギター初心者の選び方|2. 形で選ぶ

STEP:4 エレキギター初心者の選び方|3. 憧れのアーティストで選ぶ

例えば、Xのhideに憧れるならフェルナンデスMG。

ONE OK ROCKのToruが好きならPRS(ポール・リード・スミス)。

あいみょんのような弾き語りスタイルなら、アコースティックギターという選択肢があります。

同じモデルでも色が違えば印象は変わりますし、予算に合わせて廉価版を選んでも基本的な魅力は味わえます。

大切なのは「これを弾いてみたい!」と思えるかどうか。

憧れから始まった情熱が、あなたを上達へと導いてくれるはずです。

技術や知識は後からついてきます。

まずは「ビビッときた」その感覚を信じて、運命の1本を手に入れてください。

STEP:5 定番3タイプの特徴と選び方

エレキギターには代表的な形がいくつかあり、それぞれ異なる音色や演奏性を持っています。

ストラトキャスター、レスポール、テレキャスターが三大定番モデルで、好きな音楽ジャンルや憧れのアーティストから選ぶのがベスト。

各モデルの特徴を知れば、自分の好みに合う1本が見つかるはずです。

定番3タイプの特徴と選び方

STEP:6 定番3タイプの特徴と選び方|1. ストラトキャスター

エレキギターと聞いて多くの人が思い浮かべる、最もスタンダードな形状。

体にフィットするよう削られたボディで軽量、バランスが良く非常に弾きやすいのが魅力です。

ピックアップが3つ搭載され、多彩な音作りが可能になっています。

ポップス、ロック、ブルース、ファンクなど、どんなジャンルにも対応できる万能選手で、初心者から上級者まで愛用される理由がここにあります。

迷ったらストラトキャスター系を選んでおけば間違いありません。

定番3タイプの特徴と選び方|1. ストラトキャスター

STEP:7 定番3タイプの特徴と選び方|2. レスポール

丸みを帯びたボディと、太く甘いサウンドが特徴のギター。

ストラトキャスターより重量がありますが、その分パワフルで伸びやかな音が出ます。

特にロック系音楽との相性は抜群で「ロックギターの王道」と呼ばれる存在感を放っています。

ハムバッカーピックアップを搭載するモデルが多く、深く歪ませたサウンドを作りたい人におすすめです。

ザック・ワイルドやスラッシュなどロック界の大物が使用していることでも有名。

定番3タイプの特徴と選び方|2. レスポール

STEP:8 定番3タイプの特徴と選び方|3. テレキャスター

世界で最初に量産されたエレキギターとして知られる、シンプルで実用的なモデル。

ジャキッとした歯切れの良い、ストレートなサウンドが魅力です。

カントリーやブルース、ロックンロール、さらには近年のJ-POPやオルタナティブロックでも愛用されています。

構造がシンプルなため比較的軽量で扱いやすく、ボーカル&ギターのアーティストにも人気!

ブルース・スプリングスティーンやキース・リチャーズなどが愛用しており、素朴で温かい音色を求める方におすすめです。

定番3タイプの特徴と選び方|3. テレキャスター

STEP:9 いくらかかる?エレキギター初心者の適正予算とおすすめブランド

初心者には本体価格3〜6万円の価格帯がベストです。

安すぎるギターは挫折の原因になります。

どの価格帯を選べば失敗しないのか、信頼できるブランドと初心者セットの良し悪しなど、予算に関する疑問を解決しましょう。

適切な価格帯を知れば、コストパフォーマンスに優れた1本が見つかるはず。

いくらかかる?エレキギター初心者の適正予算とおすすめブランド

STEP:10 1. 予算3〜6万円で選べる安心ブランド

初心者向けの最初の1本として最もおすすめなのが、本体価格で3万円から6万円の価格帯(2025年8月時点の参考価格、価格は変動する可能性があります)。

YAMAHAのPacificaシリーズは品質とコストパフォーマンスの高さから「初心者向けギターの決定版」と呼ばれており、参考価格4万円前後でも優れた演奏性を備えています。

Fender(Squier)のClassic Vibeシリーズは参考価格4〜6万円前後で本家に迫るサウンド。

Epiphoneなら憧れのレスポールサウンドを参考価格3〜5万円前後から楽しめます。

1〜2万円台の格安ギターはチューニングが安定せず、弦高が高すぎて指が痛くなりやすく、上達の妨げとなりがちです。

STEP:11 2. 初心者セットvs単品購入の判断基準

予算に余裕があるなら、個別購入の方がおすすめです。

アンプやチューナーなどが一式揃った「初心者セット」は手軽に始められるのが最大のメリット。

必要なものを一度に揃えられ、個別に買うより総額が安くなる場合が多いです。

ただしデメリットも把握しておきましょう。

付属のアンプが小さすぎたり、チューナーの精度が低かったりして、後から個別に買い替えが必要になり結果的に割高になる場合があります。


もし予算に少し余裕があるなら、ギター本体は3万円以上のモデルを選び、アンプやアクセサリーは店員さんに相談しながら個別に選ぶ方が満足度の高い機材を揃えられます。

STEP:12 挫折しないための練習法

最高のギターを手に入れたら、いよいよ練習のスタートです。

最初から難しい曲に挑戦すると挫折の原因になるため、シンプルなコード進行の楽曲から始めるのがベスト。

楽しみながら続けられる練習方法とコツを知れば、着実に上達できます。

STEP:13 1. 最初に挑戦したいシンプルなコード曲

最初から難しい曲に挑戦すると挫折の原因になりがちです。

まずはG、C、D、Emなど簡単なコード(ローコード)を3〜4つ使うだけで弾ける曲から始めてみましょう。

MONGOL800「小さな恋のうた」はパワーコードが中心で初心者向け。
https://www.youtube.com/watch?v=9dpI15tBNM0

スピッツ「チェリー」やあいみょん「マリーゴールド」も比較的取り組みやすい楽曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=Eze6-eHmtJg

https://www.youtube.com/watch?v=0xSiBpUdW4E

完璧に弾けなくても、コードの響きを楽しむ気持ちで練習すれば、徐々にフィンガリングに慣れてきます。

無理をせず、ゆっくりとしたテンポから始めるのが上達の近道です。

STEP:14 2. 憧れの曲で楽しみながら継続

やはり一番のモチベーションは「好きな曲を弾く体験」に尽きます。

たとえ難しくても、イントロのリフだけ、サビのコード進行だけなど、部分的にコピーしてみましょう。

弾けるフレーズが一つ増えるだけで、大きな達成感が得られるのです。

毎日5分でも触る習慣をつけるのが大切で、長時間練習できなくても、毎日ギターに触れる習慣があれば確実に上達します。

スマートフォンで自分の演奏を録音して聴き返すと、客観的に確認でき上達が実感できますね。

STEP:15 まとめ

初心者が最初に買うべきギターは、見た目がカッコいいと感じる1本です。

憧れのアーティストと同じモデルや、色・形に惹かれたギターを選べば、モチベーションが維持できます。

予算3〜6万円程度なら品質の安定したモデルが選べ、長く愛用可能。

ストラトキャスター・レスポール・テレキャスターの基本3タイプから、演奏したい音楽ジャンルに合わせて決めるのがおすすめです。

メーカー選びではYAMAHA、Squier、Epiphone など定番ブランドを選んでおけば失敗しにくく、シンプルなコード曲から練習を始めれば挫折せずに続けられるはず。

憧れの一本を手に入れて、楽しいギターライフを始めましょう。

コメント0件