そんなお悩みありませんか?
ここでは臨時記号の読み方をわかりやすくお伝えします。
また一見すると突然臨時記号が出てくるように思われるかもしれません。
しかし出てくるパターンは音楽理論に基づいてちゃんと決まっています。
ぜひ最後までお読みください。
目次
STEP:1 臨時記号は同じ小節内、同じ高さの音だけで有効
臨時記号はシャープ、フラット、ダブルシャープ、ダブルフラット、ナチュラルがあります。
臨時記号は同じ小節の中だけで有効です。
たとえば真ん中の「ド」に#がついたとします。#がついているため、その「ド」の音は半音上がり「ド#」を弾きます。
次の小節にも真ん中の「ド」があったとしても、臨時記号がついた小節の外なのでこの場合は「ド#」でなく「ド(白鍵)」を弾きます。
また臨時記号がついている小節で同じ音名であっても、高さの違う音であればそれは無効になります。
真ん中の「ド」に#がついていても1オクターブ上の「ド」は高さが違うため#がつきません。
これが基本的な臨時記号の読み方になります。
覚えておきましょう。
STEP:2 臨時記号が出てくるパターンを知ろう
臨時記号は一見すると突然出てくるように感じられますがしっかりと音楽理論に基づいて出現します。
コードの機能的な問題やメロディをなめらかにしたい場合です。
長調よりも短調のほうが臨時記号がつきやすい傾向にあります。
また階段のように音階をのぼっていく場合(もしくは下がっていく場合)も臨時記号がつきます。
そのパターンを知っていれば、事前にある程度予測が立てられるので、ミスも格段に少なくなると思います。
以下のSTEPでひとつずつ解説していきます。
STEP:3 一時的に転調する場合は臨時記号が出てくる
一時的に短い間だけ転調する場合は臨時記号が使われることが多いです。
たとえばハ長調からト長調に転調するときはファに#がつきます。
ハ長調とト長調は#の数が一つ増えただけで、その音階の音は共通音がたくさんあります。
#や♭の数が似ている場合は、その調に転調しやすいので覚えておくといいでしょう。
またハ長調とイ短調も音階的には似た音が多いですよね。
ただしイ短調は短調なので臨時記号がつきやすいです。
長調と短調で似た音階の場合も、その調に転調しやすいです。
STEP:4 短調のときは臨時記号が出てきやすい
長調より短調の方が臨時記号が出てきやすい傾向が多いです。
短調は自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階と3つの種類があるので覚えておきましょう。
自然的短音階は臨時記号がつかずそのまま弾きますが他の2つは臨時記号がつきます。
和声的短音階では第7音が半音上がるため#がつきます。
これは導音と言って主音につながる力を強くするためです。
イ短調の和声的短音階の場合は「ソ」に#がつきます。
旋律的短音階では第6音と第7音が半音上がります。
和声的短音階では第7音が半音上がりましたが、メロディーをなめらかにするために第6音も半音上がるパターンです。
イ短調の旋律的短音階の場合は「ファ」と「ソ」に#がつくというわけです。
曲の中でも出てきますのでしっかり理解して、普段から短調の音階を弾く練習をするといいでしょう。
STEP:5 メロディを階段みたいに上がっていく(下がっていく)場合
メロディをなめらかにしたい場合は臨時記号をつけて音の距離を半音にする場合がよくあります。
みなさんがよく知っている「エリーゼのために」も最後の方で、半音階でメロディが下がる部分があります。
フレーズとフレーズのつなぎ目としてなめらかに場面転換をするイメージです。
半音階でのぼっていく(もしくは下がっていく)場合の指の使い方は1と3の指で交互に演奏すると決まっています。
しっかり決められた指遣いで練習すれば、上手に弾けるようになるでしょう。
STEP:6 同じ音に挟まれた一つ下の音もよく臨時記号がつく
同じ音に挟まれた、一つ下の音は#がつきやすい傾向にあります。
たとえば「レドレ」の場合は「ド」が2つの「レ」に挟まれています。
この場合「ド#」となることが多いです。
同じ音に挟まれた一つ下(もしくは一つ上)の音を刺しゅう音と呼びます。
刺しゅう音は一つ下に音がある場合は半音あがって#がつくことが多いです。
STEP:7 この記事のまとめ
今回は臨時記号の読み方とミスしないコツをお伝えしました。
臨時記号の読み方は以下のとおりです。
・臨時記号は同じ小節内だけ有効
・同じ音名でも高さが違えば無効
また臨時記号は音楽理論に基づいて#や♭などの調号がつきます。
以下を参考にしてください。
・一時的な転調は臨時記号がつく
・短調の第6音、第7音は半音上がる場合が多い
・半音階で上がっていく(下がっていく)パターンがある
・同じ音に挟まれた一つ下の音(刺しゅう音)は半音上がる場合が多い
基本的なルールと臨時記号が出てくるパターンを知れば、ミスも格段に減るはず!
それぞれの調の音階の練習も繰り返しすることで理論も身につきやすくなります。
日々の練習が大事です!
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