「家で練習出来る方法はないの?」そんなお悩みはありませんか?実は、ドラムの練習は「練習パッド」を使えば、いつでもどこでも始められるんです!この記事では、ドラムの基礎テクニックである【ルーディメンツ】を紹介!
その中でも定番の3つのストローク、「シングルストローク」「ダブルストローク」「パラディドル」について、練習パッドを使った効果的な練習方法をご紹介します。
目次
STEP:1 ルーディメンツってなに?
ドラムの練習をしていると、「ルーディメンツ」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。これは、ドラム演奏の基礎となる、さまざまなスティックの動きやパターンの総称です。シングルストローク、ダブルストローク、パラディドルも、このルーディメンツの一部です。
ルーディメンツを学ぶことは、まるで武道でいうところの「型」を習得するようなもの。一つひとつの動きを正確に身につけることで、スティックコントロールが格段に向上します。
STEP:2 1. シングルストローク(Single Stroke)
シングルストロークは、左右の手を交互に叩く、最も基本的なストロークです。全てのドラムフレーズの基礎となる、まさに「ドラムのABC」です。
練習のポイント
▪️左右の音量を均一にする:片方の手だけ音量が大きくなったり、小さくなったりしないように意識しましょう。
▪️手首を使って叩く:腕全体で叩くのではなく、手首を柔軟に使ってスティックを振り下ろすイメージです。
▪️リバウンドをコントロールする:跳ね返るスティックを上手くキャッチすることでより高度なテクニックを習得できます。
練習メニュー(動画も参考に!)
▪️テンポは60〜(テンポの幅をどんどん広げていこう)
▪️スティックの跳ね返りを手の中で感じよう!
STEP:3 2. ダブルストローク(Double Stroke)
ダブルストロークは、片方の手で2回連続して叩くストロークです。ドラムロールなど、素早い連打を可能にするためのテクニックです。
練習のポイント
▪️リバウンドを意識する:スティックがパッドに当たって跳ね返る力を利用して、2打目を叩くイメージです。手だけで無理やり2回叩こうとすると、疲れてしまいます。
▪️最初の1打目を強く叩きすぎない:強く叩きすぎると、リバウンドが弱くなり、2打目が叩きにくくなります。
▪️2打目の音量も意識する:1打目と2打目の音量が同じになるように練習しましょう。
練習メニュー(動画も参考に!)
▪️テンポは決めず、まずは動きになれていきましょう。
▪️多少動きになれてきたらテンポ60〜で16分音符を叩いてみましょう。
STEP:4 3. パラディドル(Paradiddle)
パラディドルは、「RLRR」「LRLL」という、シングルストロークとダブルストロークを組み合わせたパターンです。それぞれのストロークを上手くスイッチさせるのがポイントです。
練習のポイント
▪️アクセントを意識する:パラディドルの最初の1打目にはアクセントを付ける場合があります。この強弱のバランスが、パラディドルの独特なリズム感を生み出します。
▪️音の粒を揃える:アクセントをつける音以外は、全て同じ音量になるように意識しましょう。
▪️手首と指を柔軟に:シングルストロークとダブルストロークを交互に行うので、手首と指の両方を柔軟に使う練習になります。
▪️ノーアクセントでも練習する:アクセントをつけないことでより微量なコントロールが求められます。
練習メニュー(動画も参考に!)
▪️テンポは60〜行いましょう。
▪️まずは動きになれること。跳ね返りを上手く利用する意識を持ちましょう。
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