曲のテンポ、スピード感、雰囲気に合わせてそれらを叩き分け、あらゆるジャンルで登場する基本中の基本です。
この記事では、それぞれの特徴や違い、そして上達のための練習ポイントを解説していきます!
目次
STEP:1 8ビートとは?定番にして王道リズム
まずはドラムの基本中の基本「8ビート」から解説します。
名前の通り、「8分音符」を基準にしたリズムで、1小節を8つに分けて刻むのが特徴で、多くのロックやポップスで使われており、誰もが一度は耳にしたことのあるリズムです。
8ビートの魅力はなんといっても安定感とノリの良さ。シンプルながらもバンド全体のリズムをしっかり支え、聴いている人に安心感を与えるリズムです。
まず初心者が最初に取り組むべきリズムとしても最適。
ポイントは
・右手の刻みに左手、右足がジャストのタイミングで音を出せているか。
・右手足を上げるタイミングが無理のない動きをしているか。
スネアとバスドラムのタイミングが合ってくると、音楽が「前に進む」感覚がつかめるはずです。
https://youtube.com/shorts/7TI1hj6Mh5I?si=6e_87R8yNqs9F4hp
STEP:2 16ビートとは?細かく刻んでグルーヴを生み出すリズム
次に紹介するのが「16ビート」の解説です。
こちらは「16分音符」を基準にしたリズムで、両手を使ってハイハットを刻むのが一般的です。
8ビートよりも音の粒が細かく、より軽快な印象になります。
16ビートでは「スピード感」が非常に重要になります。
一打を叩き込みに行きすぎると重くなったり、逆に軽快さを意識して軽いタッチにするとテンポより前のめりになりすぎたりと、なかなか難しいリズムです。
最初は手がもつれるかもしれませんが、じっくり練習して、右手と左手のバランスを整えていきましょう。
ポイントは
・16ビートではあるが、右手の8分音符の動きを意識する。
https://youtube.com/shorts/ng3IsF4i2rs?si=r3BqUsmLLKMyXzze
STEP:3 両者を使用して練習してみよう
1. まずは8ビートを。
まずは8ビートでリズムを感じていきます。
この時に2、4拍目のスネアに重力を感じながら叩いていきましょう。
2. 16ビートのチェンジアップ
前述の8ビートを叩きながら今度は16ビートにチェンジしていきます。
ポイントは8ビートを止めずに16ビートに移行することと、2、4拍目のスネアの強弱を変更しないことです。
こうすることでハイハットの刻みが変わるだけで如何にビートが変化するのかがわかりやすくなります。
https://youtube.com/shorts/ndwqHaXYoXY?si=c-ON0TGh3TYHleSD
STEP:4 まとめ:8ビートと16ビートを自在に操ろう
8ビートは“リズムの基礎”、16ビートは“グルーヴの応用“
どちらもドラムに欠かせないリズムであり、演奏の幅を広げるカギです。
まずは8ビートで安定した土台を作り、そこから16ビートへステップアップしていくことで、曲の雰囲気を自在にコントロールできるようになります。
「ただ叩くだけ」ではなく、「どう聴かせたいか」を意識すると、ビートの表情が一気に変わってきますよ。
コメント0件