STEP:1 王道!8ビート!
ドラムの基本中の基本ともいえるのが 8ビート です。多くのポップスやロックで使われており、曲全体を支える土台となります。
シンプルながらも、アクセントの付け方やハイハットの開閉、フィルインを加えることで無限にバリエーションが広がるのも魅力です。まずはメトロノームを使ってゆっくり練習し、安定したビートを出せるようにしましょう。
【8ビート定番曲】
•The Beatles – “Let It Be”
ゆったりした8ビートで練習に最適。
•Nirvana – “Smells Like Teen Spirit”
ストレートで力強い8ビート。ロック感を学べる。
•Official髭男dism – “Pretender”
J-POPでも王道の8ビート。歌心を大切にした演奏がポイント。
STEP:2 グルーヴ感を生む!16ビート!
次に挑戦したいのが 16ビート です。ファンクやR&B、J-POPなどでよく使われるリズムで、より細かいニュアンスを表現できます。
基本的にはハイハットで16分音符を刻みながら、スネアとバスドラムを組み合わせていきます。8ビートよりも細かい音符を扱うため、最初は「走ってしまう」「モタついてしまう」という課題が出やすいですが、正確に叩けるようになると演奏の幅が大きく広がります。
【16ビート定番曲】
•Earth, Wind & Fire – “September”
16ビートのノリを体感するのにぴったり。
•Stevie Wonder – “Superstition”
ファンクの代表曲。細かいリズムのうねりを感じられる。
STEP:3 癖になる!シャッフルリズム!
3つ目に紹介するのは シャッフル・リズム です。三連符を基盤としたリズムで、ブルースやジャズ、ボサノバ、さらにはロックでもよく登場します。特徴的なのは「タッタ・タッタ」と跳ねるようなノリで、聴いている人を自然に揺らすような心地よさがあります。
基本形はハイハット(またはライドシンバル)で三連符の1拍目と3拍目を刻み、スネアとバスを組み合わせる形です。ストレートな8ビートに慣れた人にとっては少し独特に感じるかもしれませんが、この「跳ね感」をマスターできれば表現の幅が一気に広がります。
【シャッフル定番曲】
・TOTO – “Rosanna”
ハーフタイム・シャッフルの名曲。中級者以上の目標にも◎。
•Led Zeppelin – “Rock and Roll”
ロックシャッフルの代名詞。パワフルな跳ね感を学べる。
•B.B. King – “The Thrill Is Gone”
ブルースの王道。しっとりしたシャッフルを感じられる。
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