・うまくならないのは練習量が足りないのかな?
・効率よくピアノがうまくなる方法が知りたい!
ピアノを上手に楽しく弾きたいのに、思うように弾けず悩んでいませんか。うまく弾けなくて練習自体が嫌になってしまっては、元も子もありません。「毎日ちゃんと練習しているのに上達しない」と感じるなら、今の練習方法にちょっとした改善が必要です。
この記事では、ピアノ初心者が知らず知らずのうちにやりがちなNG習慣を解説します。正しい練習を重ねることが、ピアノ上達への近道です!
目次
STEP:1 【初心者の習慣1】速いテンポで弾くのはNG
新しい曲は、まずゆっくりのテンポから弾き始めます。最初から速いテンポで弾こうとすると、ミスをしても修正が困難です。一つひとつの音を確かめながら、丁寧に指を動かしましょう。
メトロノームを使って、目標とするテンポの半分くらいの速さから弾き始めるのがおすすめです。そこから段階的に、メトロノームの速度を上げていきます。
少しづつスピードを上げていけば、苦手な箇所も無理なくスムーズに弾けるようになりますよ。
STEP:2 【初心者の習慣2】ぼんやりと弾くのはNG
ピアノを弾くときは、自分の出す音に意識を集中させます。なんとなく弾いていると、どこでつまづいているのか分からないまま弾き流してしまうからです。
・指使いが難しい
・いつも同じ箇所でつっかえる
・リズムが取りにくい
など、苦手な箇所や自分のクセに、しっかり意識を向けることが大切です。目的もなく1時間弾き続けるよりも、課題を意識して15分弾くほうが高い効果を期待できます。修正すべき点を明確にし、一つずつ課題をクリアしていきましょう。
STEP:3 【初心者の習慣3】1曲を通してばかり弾くのはNG
1曲を通して弾く練習は、曲全体の流れをつかむために重要です。しかし、そればかり繰り返していると、苦手な箇所を放置することになりかねません。
上達のために、まず部分的な練習に取り組みましょう。1~2小節に短く区切り、苦手なフレーズに集中します。テンポはゆっくりで大丈夫。細かい苦手な箇所も見逃さずに、何度も弾きます。
繰り返していくうちに間違えることが少なくなり、リズムや指使いがしっかり身についていきます。
STEP:4 【初心者の習慣4】いきなり両手で弾くのはNG
早く上達するためには、片手ずつ練習することが最適です。右手と左手ではリズムや指使いが全く異なるので、いきなり両手で合わせようとしてもうまくいかないことが多いからです。焦らず時間をかけて、片手ずつ確実に弾けるようになるまで練習をします。
指が滑らかに動くようになってから、最後に両手を合わせて弾きましょう。先に片手ずつの練習を重ねておくほうが、スムーズに両手で弾けるようになりますよ。
STEP:5 【初心者の習慣5】間違えるたびに最初に戻るのはNG
曲を練習するときは、途中や後半も弾くようにしましょう。間違えるたびに曲の最初からやり直すことは、多くの人がやりがちです。いつも曲を始めから弾いていると出だしは上手になりますが、後半がいつまでも弾けないままになってしまいます。
・曲の途中の苦手部分を重点的に弾く
・後半から弾き始める日も作る
など、いつもと違うパターンで弾いてみるのも良い方法です。曲全体をまんべんなく練習することで、最終的に1曲を通して完璧な演奏ができるようになります。
STEP:6 【まとめ】正しい習慣でピアノが上達!
「早く上達したい」「きれいに弾けるようになりたい」という思いで練習しているのに、NG習慣を繰り返していては非常にもったいないです。上達するには、正しい練習の習慣を身につけることが不可欠です。
いつもの練習方法を少し変えてみることで、驚くほど上達スピードは上がります。あなたのピアノライフがより豊かになることを応援しています!
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