ギター初心者が上達するには、自分のレベルに合った練習曲を選ぶことが重要です。基本的なコードの曲やテンポがゆっくりな曲から始めることで、無理なくスキルアップできます。
本記事では、ギター初心者におすすめの練習曲を5曲厳選してご紹介。それぞれの曲のおすすめ理由や難易度について詳しく解説しています。
練習曲で悩んでいるギター初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- STEP:1 1. マリーゴールド / あいみょん
- STEP:2 2. 空も飛べるはず / スピッツ
- STEP:3 3. Dragon Night / SEKAI NO OWARI
- STEP:4 4. Stand By Me / Ben E. King
- STEP:5 5. Let It Be / The Beatles
- STEP:6 ギター初心者が練習曲を選ぶときのポイント3つ
- STEP:7 1. 楽しく弾ける曲・好きな曲を選ぶ
- STEP:8 2. コードが簡単な曲・構成がシンプルな曲を選ぶ
- STEP:9 3. できるだけテンポがゆっくりな曲を選ぶ
- STEP:10 ギター初心者向け練習曲で楽しく上達しよう
STEP:1 1. マリーゴールド / あいみょん
あいみょんの代表曲「マリーゴールド」は、ギター初心者の練習曲として非常におすすめです。この曲が初心者におすすめな理由は、定番のコード進行が多く、ギターの基本を学ぶのに最適だからです。
ただし、BmやF#mといったバレーコードが含まれているため、これらが難しい場合は少し工夫が必要になります。最初は難しいコードを飛ばしたり、より簡単なコードに置き換えたりしても構いません。
また、イントロのメロディーラインが比較的シンプルなので、エレキギターで単音弾きの練習をしたい方にもおすすめです。
マリーゴールド / あいみょん|U - フレット
https://www.ufret.jp/song.php?data=44369
STEP:2 2. 空も飛べるはず / スピッツ
日本を代表するバンド、スピッツの名曲「空も飛べるはず」も、ギター初心者におすすめの練習曲です。
この曲は、Fコード以外はすべて基本的なオープンコードで構成されています。そのため、ギターを始めたばかりの方でも比較的簡単に弾けるでしょう。
Fコードが弾けない方は、飛ばして演奏したり、より簡単なコードに置き換えたりしても問題ありません。
また、この曲は教科書に載るほど有名で、すでにメロディや構成が頭に入っている人も多いでしょう。聞いたことのある曲はギターでも練習しやすいため、特に弾きたい曲のない方は、この曲から挑戦するのがおすすめです。
空も飛べるはず / スピッツ|U - フレット
https://www.ufret.jp/song.php?data=92
STEP:3 3. Dragon Night / SEKAI NO OWARI
日本の4人組バンド「SEKAI NO OWARI」の人気曲「Dragon Night」は、本記事で紹介している曲の中でも特に簡単な練習曲です。
この曲は使われているコード数が少なく覚えやすいことから、ギターを始めたばかりでも挫折しにくい曲といえます。
ただし、カポタスト(カポ)を使用しないと複雑なコードが多くなってしまうため、注意が必要です。カポを3フレットにつけることで、すべて基本的なオープンコードだけで演奏可能になります。
カポタストは千円程度で購入できるので、この機会に一つ準備しておくと今後の練習にも役立つでしょう。
Dragon Night / SEKAI NO OWARI|U - フレット
https://www.ufret.jp/song.php?data=18631#goog_rewarded
STEP:4 4. Stand By Me / Ben E. King
Ben E. Kingの名曲「Stand By Me」は、有名な海外映画の主題歌としても知られており、洋楽が好きな方には特におすすめの練習曲です。曲全体を聞いたことがなくても、イントロのフレーズを聞いたことがある人は、多いのではないでしょうか。
この曲の特徴は、非常にシンプルなコードと構成です。
この曲で使用されるコードは4つのみで、コード進行もずっと同じです。カポを2フレットにつければ「G→Em→C→D」を繰り返すだけで演奏できます。
また、曲のテンポがゆっくりなので、初心者の方でも少し練習すれば曲に合わせて演奏できるでしょう。
Stand By Me / Ben E. King|U - フレット
https://www.ufret.jp/song.php?data=1801
STEP:5 5. Let It Be / The Beatles
世界的に有名なバンド、The Beatlesの代表曲の一つである「Let It Be」も、ギター初心者におすすめの練習曲です。
使用されるコードは基本的なものばかりで、ギターの基礎をしっかりと身につけることができます。
Fコードが含まれているため、まだバレーコードに慣れていない方は省略したり、より簡単なコードに置き換えたりしても問題ありません。
この曲の特徴は、さまざまな曲で使われる定番のコード進行が、たくさん含まれていることです。Let It Beが弾けるようになれば、他の多くの曲にも応用できる基本パターンが身につきます。
また、ギターソロも非常にシンプルなので、ギターソロに初めて挑戦する方にもおすすめな曲です。
Let It Be / The Beatles|U - フレット
https://www.ufret.jp/song.php?data=1623
STEP:6 ギター初心者が練習曲を選ぶときのポイント3つ
ギター初心者の方が練習曲を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。
以下の3つのポイントを確認しながら、自分にピッタリの曲を選びましょう。
1. 楽しく弾ける曲・好きな曲を選ぶ
2. コードが簡単な曲・構成がシンプルな曲を選ぶ
3. できるだけテンポがゆっくりな曲を選ぶ
STEP:7 1. 楽しく弾ける曲・好きな曲を選ぶ
ギターの練習を継続するためには、「楽しく弾ける曲か」「難しくても練習を頑張りたいと思える曲か」という視点で選ぶことが重要です。
もちろんギター初心者には簡単な曲の方がおすすめですが、難易度だけで曲を選んでしまうと練習に飽きる可能性が高くなります。
好きじゃない曲を無理やり練習するよりも、多少難しくても好きな曲を選んで、一部分だけを練習したり、難しい部分を飛ばしたりしながら取り組む方が効果的です。
STEP:8 2. コードが簡単な曲・構成がシンプルな曲を選ぶ
楽しい曲を選ぶことが大切と解説しましたが、それでもギター初心者にとっては難易度も重要な要素です。できるだけコードが簡単で、曲の構成がシンプルなものを選んだ方が挫折しにくいでしょう。
コードの難易度は、表記の複雑さである程度予想できます。例えば「add9」や「dim」といった、英語や数字がついているものは複雑なことが多く、初心者には難しい傾向があります。
一方、「C」や「Dm」のように大文字のアルファベットのみ、または大文字のアルファベットに「m」が付いた表記のものは比較的簡単です。
また、曲全体の構成がシンプルであることも重要なポイントです。曲はイントロやAメロ、サビなどのパートが繰り返されて一曲になっているため、あまり多くのパートが出てこない方が曲全体を通して覚えやすくなります。
STEP:9 3. できるだけテンポがゆっくりな曲を選ぶ
ギター初心者にとって、曲のテンポは練習の難易度を大きく左右する重要な要素です。
テンポが速い曲では、コードチェンジが追いつかず、曲と一緒に演奏する楽しさが感じられません。
ゆっくりとしたテンポの曲であれば、一つ一つのコードを丁寧に押さえる時間があり、ある程度練習すれば、初心者でも曲と合わせて演奏できます。
STEP:10 ギター初心者向け練習曲で楽しく上達しよう
本記事では、ギター初心者におすすめの練習曲5選と、練習曲を選ぶ際の重要なポイントについて解説しました。
紹介した曲は、どれも基本的なコードで構成されており、初心者の方でも無理なく取り組めるものばかりです。自分のレベルや好みに合わせて、好きな曲を選んでください。
練習曲を選ぶ際は、好きな曲かどうか、コードの難易度、曲のテンポなどを考慮することが大切です。
本記事で紹介した曲を参考に、楽しみながらギターの練習をしましょう。
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