「音色は変わったけれど、次のフレーズに入り遅れてしまう……」
エレクトーンを演奏していると、このような経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
レジストチェンジは、手だけでなく足の動きも必要になるため、慣れるまでは難しく感じやすいポイントです。
でも、レジストチェンジが苦手だからといって心配する必要はありません。実は、少し練習方法を工夫するだけで、スムーズにできるようになることも多いのです。
今回は、レジストチェンジを安定させるための練習方法をご紹介します。
目次
STEP:1 レジストチェンジ前後だけを練習してみましょう
レジストチェンジがうまくいかないときは、まず部分練習から
始めてみましょう。
曲全体を何度も通して弾くことも大切ですが、苦手な部分だけを集中的に練習した方が効率よく上達できる場合があります。
おすすめなのは、レジストチェンジの前後2小節ほどを抜き出して練習する方法です。
短い範囲を繰り返し練習することで、「どこで慌てているのか」「どこでタイミングがずれているのか」が見つけやすくなります。
まずは難しい部分だけに集中して取り組んでみましょう。
STEP:2 フットスイッチを蹴る場所を決めてみましょう
レジストチェンジが安定しない原因のひとつに、蹴るタイミングが毎回違っていることがあります。
演奏の流れに任せて何となく蹴っていると、成功したり失敗したりを繰り返してしまいます。
そこで、まずはフットスイッチを蹴るタイミングを決めてみましょう。
例えば、
・4拍目で蹴る
・小節線の直前で蹴る
・フレーズ終わりの休符で蹴る
など、自分なりの目印を作るのがおすすめです。
毎回同じ場所で蹴られるようになると、レジストチェンジも安定しやすくなります。
STEP:3 少し早めに蹴ることを意識してみましょう
レジストチェンジで特に大切なのがタイミングです。
「レジストボタンが書かれているところ」フットスイッチを蹴ろうしていませんか?
実は、そのタイミングでは少し遅れてしまうことがあります。
レジストチェンジは、「音色を変えるための操作」ではなく、「次の音色を準備するための操作」と考えてみましょう。
次のレジストが始まる少し前に蹴ることを意識すると、演奏の流れが自然になり、慌てることも少なくなります。
最初は少し早すぎるかなと感じるくらいでも大丈夫です。何度か試しながら、自分に合ったタイミングを見つけていきましょう。
STEP:4 フットスイッチだけの練習もしてみましょう
レジストチェンジの練習というと、実際に曲を弾きながら行うイメージがあるかもしれません。
ですが、うまくいかないときは足の動きだけを取り出して練習してみるのもとても効果的です。
まずはゆっくりで大丈夫ですので、次の動きを繰り返してみましょう。
・足をいつもの位置に置く
・フットスイッチへ移動する
・蹴る
・元の位置へ戻る
この一連の流れを、焦らず確認しながら行ってみてください。
https://youtu.be/pbJ41ZdE6f4?si=Ba8VuEonWQa3hlOV
このときのポイントとして、「足の当て方」にも少し意識を向けてみましょう。
足はベタっと置きすぎず、軽く当てる程度にしておくのがコツです。
小指側と足の付け根あたりをフットスイッチに当てるようにしてみましょう。
また、重心が足にのっかりすぎると、素早く蹴りにくくなってしまいます。
そのため、「乗せる」というよりも「そっと置く」ようなイメージをもつとスムーズです。
最初は簡単そうに感じても、実際にやってみると「あれ、意外と難しい」と感じることもあるかもしれません。
でも、足の動きが体に馴染んでくると、演奏中にも余裕が生まれてきます。
レジストチェンジで慌ててしまう回数も、減っていきますので安心してくださいね。
地味な練習ではありますが、スムーズに蹴る為には大切なステップです。
STEP:5 曲の流れの中で確認してみましょう
部分練習ができれば、最後に曲を通して確認してみましょう。
このときは、いきなり元のテンポで弾こうとしなくても大丈夫です。
まずはゆっくりめのテンポで練習し、成功体験を積み重ねていきましょう。
レジストチェンジが安定してできるようになったら、少しずつテンポを上げていきます。
焦らず段階的に練習することで、落ち着いて演奏しやすくなります。
STEP:6 まとめ
レジストチェンジが間に合わないと感じると、「もっと速く蹴らなければ」と思ってしまうことがあります。
しかし、実際には速さよりも準備とタイミングが大切です。
まずはレジストチェンジをする前後2小節だけを取り出して練習してみましょう。そして、フットスイッチを蹴る場所やタイミングをフレーズに応じて自分で決めてみましょう。
また、「音色を変えたい場所」で蹴るのではなく、「次のフレーズに間に合わせるために少し早めに蹴る」ことも意識してみてください。
すぐに完璧を目指さなくても大丈夫です。少しずつ成功体験を積み重ねながら、スムーズなレジストチェンジを目指していきましょう。
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