楽譜を1音ずつ読んでしまう…|音程(インターバル)で読む譜読み練習法
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楽譜を1音ずつ読んでしまう…|音程(インターバル)で読む譜読み練習法

楽譜を1音ずつ読んでしまい、譜読みに時間がかかっていませんか?この記事では、音名ではなく音程(インターバル)で楽譜を読む考え方と、譜読みを効率化するための具体的な練習方法を初心者向けに解説します。

STEP:1 結論|譜読みは「音名」ではなく「音程」で読むと速くなる

楽譜を見たとき、

「これはド、その次はミ、その次はソ……」

というように、1音ずつ音名を確認していませんか?

もちろん音名を読む力は大切ですが、譜読みが速い人は毎回すべての音名を読んでいるわけではありません。

実際には、「どの音からどれくらい上がるのか・下がるのか」という音程(インターバル)を見ながら楽譜を読んでいます。

譜読みが苦手な方ほど音名に頼りがちですが、ある程度基準となる音が読めるようになったら、次のステップとして「音程で読む練習」を取り入れてみましょう。

STEP:2 症状チェック|こんな譜読みの悩みはありませんか?

まずは、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

* 楽譜を読むのに時間がかかる
* 初見演奏が苦手
* 音名を書き込まないと弾けない
* 両手になると楽譜を追えなくなる
* 練習時間の大半が譜読みに使われる
* 何年も楽器を続けているのに譜読みが速くならない

もし当てはまるものがあれば、「1音ずつ読むクセ」が原因かもしれません。

STEP:3 原因の切り分け|なぜ譜読みが遅くなるの?

原因① 毎回ドから数えている

たとえば、五線譜上の音を見たときに、

「これはド、その上だからレ、その上だからミ……」

と毎回数えている状態です。

この方法でも正しい音にはたどり着けますが、曲が長くなればなるほど時間がかかってしまいます。

原因② 音名だけで覚えようとしている

音楽は単独の音の集まりではなく、音同士の関係性によって成り立っています。

そのため、音名だけを覚えるよりも、

「2度上がる」
「3度下がる」

というような動きで捉える方が効率的です。

原因③ 音の形を見ていない

譜読みが速い人は、音を一つひとつ見ているのではなく、音の並び方やパターンを見ています。

文章を読むときに、一文字ずつではなく単語や文章として読むのと同じです。

STEP:4 STEP1:まずは基準音を決める

音程読みをするためには、最初の基準となる音が必要です。

例えば、

* ト音記号のソ
* ヘ音記号のファ
* 中央のド

など、自分がすぐ読める音をいくつか覚えておきましょう。

すべての音を瞬時に読める必要はありません。

まずは基準音を見つけられれば十分です。

STEP:5 STEP2:隣の音を「2度」として認識する

基準音が読めたら、その次の音は音名ではなく音程で見ていきます。

例えば、

ド→レ

ミ→ファ

ソ→ラ

はすべて2度上行です。

逆に、

ラ→ソ

ファ→ミ

は2度下行です。

楽譜上では隣同士に並んでいる音なので、

「ひとつ上」
「ひとつ下」

という感覚で捉えましょう。

まずは音名を考えず、音の動きだけを見る練習をしてみてください。

STEP2:隣の音を「2度」として認識する

STEP:6 STEP3:3度・4度・5度の形を覚える

次に、よく出てくる音程の形を覚えます。

たとえば3度は、

* 線から線
* 間から間

へ移動する形になります。

ドからミ、ミからソなどが代表例です。

また、4度や5度は少し大きな跳躍になります。

こうした音程を形として覚えておくと、

「ドからソ」

と読まなくても、

「5度上がる形だな」

と瞬時に判断できるようになります。

譜読みのスピードを上げるには、音名ではなく図形として認識することが大切です。

STEP3:3度・4度・5度の形を覚える

STEP:7 STEP4:フレーズ単位で読む

さらに慣れてきたら、音をまとめて読む練習をしてみましょう。

例えば、

ド・ミ・ソ・ミ

という並びがあった場合、

初心者は4つの音として読みます。

しかし経験者は、

「上がるアルペジオの形」

として一瞬で認識しています。

また、

ド・レ・ミ・ファ・ソ

という並びなら、

「順次進行で上がっている」

という一つの動きとして見ています。

譜読みが速い人は、音ではなくパターンを読んでいるのです。

STEP:8 よくあるNG例

NG① 音名をすべて書き込む

譜読みの補助として一部を書き込むのは問題ありません。

しかし、毎回すべての音名を書いていると、いつまでも楽譜を読む力が育ちません。

NG② 常にドレミで歌う

音感を育てる練習としては有効ですが、譜読みのスピード向上には限界があります。

慣れてきたら音程の動きにも注目しましょう。

NG③ 難しい曲で練習する

譜読み練習は、簡単な曲で行う方が効果的です。

音程を読むことに集中できる教材を選びましょう。

STEP:9 練習メニュー|1日5分でできる譜読みトレーニング

練習① 2度探しゲーム

楽譜を開き、

「2度上行」
「2度下行」

を探して印をつけます。

まずは音の動きに慣れることが目的です。

練習② 音程クイズ

隣り合う2音を見て、

「何度離れているか」

を答える練習をします。

最初は2度と3度だけでも十分です。

練習③ 簡単な初見演奏

初級レベルの楽譜を使い、

音名ではなく音程を意識しながら演奏してみましょう。

最初は遅く感じても、続けるうちに楽譜の見え方が変わってきます。

STEP:10 まとめ|今日やること3つ

譜読みを速くしたいなら、次の3つを意識してみましょう。

1. 基準音をいくつか覚える
2. 音名ではなく音程の動きを見る
3. 音を一つずつではなくパターンで読む

譜読みは、すべての音名を瞬時に読む競技ではありません。

音と音の関係性を理解し、パターンとして認識できるようになると、楽譜を読むスピードは大きく向上します。

もし今、「譜読みが遅い」と感じているなら、今日から少しだけ視点を変えてみてください。

1音ずつ読む譜読みから卒業し、「音程で読む譜読み」にチャレンジしてみましょう!

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