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STEP:1 高いシールドに変えたら急にプロっぽい音になる?
「高いシールドに変えたら急にプロっぽい音になる?」
ギターを弾いていると、どこかでぶつかる疑問ですよね。ネットで検索すると「音が激変する」という声もあれば、「ほとんど変わらない」という意見もあります。
結論から言うと、音は「少しだけ」変わります!
でも、まず気にするべきポイントはそこじゃありません。
シールドは音を変える魔法のアイテムというより、楽器の演奏を支える補助アイテムなんです…!
STEP:2 シールドで実際に変わること
①高域の出方
シールドは長くなるほど高音がわずかに丸くなる、いわゆる「ハイ落ち」が起こり音が劣化してしまいます。
3mと10mでは違いが出ることもありますが、激変というよりニュアンスが変わるレベル。アンプやスピーカーほどの差はありませんが、気になる人は用途にあった長さを選びましょう。
②ノイズの出やすさ
作りがしっかりしているものは、外部ノイズを拾いにくくなります。逆に極端に安い製品だとノイズが気になることも。
ノイズが入ってしまうと良い音も濁ってしまいますから、シールドによるノイズの有無はパフォーマンスに直結すると言えるでしょう。
③安定感
意外と見落としがちですが、断線や接触不良は大敵!
ライブやスタジオで突然音が消えたら……考えただけで恐ろしいので、安定感は本当に大事。
STEP:3 音質より先に見るべき3つ
① 長さ
「必要以上に長くしない」 のが原則!
自宅なら3〜5m、ライブなら5〜7mが目安です。
長いほど高域は減衰しやすくノイズも増えやすいので「とりあえず長め」は厳禁!
② 耐久性
・プラグの強度
・根元の補強
・ケーブルの柔らかさ
音の微差よりまずは壊れにくさを!
2000〜4000円台の実用品クラスで十分安心して使えますよ。
③ プラグ形状
S型プラグかL型プラグか、自分の機材や環境に合ったものを選びましょう。
プラグの選び方のポイントは、下で具体的にまとめているので参考にしてみてください!
使い方が決まれば、選ぶ基準も自然と決まります!
STEP:4 S型プラグとL型プラグの違い
シールド選びで意外と迷うのが、プラグ形状。
先端がまっすぐなのが「S型(ストレート)」、直角に曲がってL字の形状になっているのが「L型」です。
■ S型(ストレート)
もっともオーソドックスな形。
・アンプ側に挿しやすい
・ボードのジャックにも使いやすい
・抜き挿しが楽
汎用性が高く、迷ったらこれでもOKです。ただ、ギターの側面ジャックに使うとケーブルが真横に伸びるため、踏んだときに負荷がかかりやすいという弱点も。
■ L型(直角)
プラグが90度に曲がっているタイプ。
・ギターの側面ジャックに最適
・ストラト系の前面ジャックにも相性がいい
・抜けにくく、負荷がかかりにくい
ライブで動く人ほど、L型の安心感は大きいです。
S型をアンプに挿し、L型をギターに挿して使用する…いわゆる「S型-L型」のシールドがおすすめ。
もちろん好みもありますが、形状は音質よりも物理的な安全性に関わる部分。断線リスクを回避するためにも、プラグの形状は軽視しないようにしましょう!
STEP:5 定番シールド3選
ギターのシールドは、一見どれも同じに見えますが、メーカーによって音の傾向や質感が少しずつ違います!
ここでは、定番としてよく名前が挙がる3つのメーカーを紹介します。
① CANARE(カナレ)
特徴
・音のクセが少ない
・原音に忠実
・価格が比較的手頃
CANAREは、スタジオやライブ現場でもよく使われる定番メーカー。音に余計な装飾をしないため、アンプやエフェクターの個性をそのまま出したい人に向いています。初心者が最初の1本として選びやすい安心感のあるタイプ。
https://www.canare.co.jp/products/cable_assemblies/index.php?tid=9_029
② BELDEN(ベルデン)
特徴
・中音域が前に出やすくロック向き
・少し粘りのあるサウンド
・バンドの中で埋もれにくい
BELDENは「少し太めの音がする」ことに定評があるメーカー。歪ませたときに存在感が出やすく、ロックやブルースを弾く人に人気があります。音が細く感じる場合に試してみると、違いがわかりやすいタイプ。
https://moridaira.co.jp/moridaira/belden
③ Providence(プロヴィデンス)
特徴
・低音から高音までバランスが良い
・解像度が高い
・耐久性が高め
Providenceはプロミュージシャンの使用者も多い人気メーカー。音質の良さはもちろんですが、特筆すべきはその耐久性です。私が15年前に購入したProvidenceのシールドもいまだに現役。価格は少し高めですが、「どうせ買うなら長く使いたい」という人にはかなりおすすめです。
https://www.providence.jp/products/cable/
自分のジャンルや好みに合わせて選ぶことで演奏の満足度は確実に上がりますよ!
STEP:6 ワイヤレスシステム
「ワイヤレスシステム」とはその名の通り、ケーブルレスでギターとアンプやエフェクターを接続できるシステムのことです。
メリット
・足元がスッキリする
・ライブで動きやすい
・断線トラブルがない
ステージで動き回る人にはかなり快適。ライブ後やスタジオ練習後の片付けも簡単。
デメリット
・充電や電池管理が必要
・電波干渉の可能性
・価格は高め
最近のモデルは音質も優秀で、普通の環境なら有線との差はほぼ分かりませんが、安定性や安心感では有線が一歩リード。
ワイヤレスは音を良くする機材ではなく、演奏を快適にする機材という立ち位置。
まずは良い有線シールドを1本。そのうえで自由さや快適さを求めるならワイヤレス、という順番が安心ですね!
STEP:7 まとめ
シールドで音は変わります。でもそれは、最後に微調整する部分。
まず見るべきは
・ちょうどいい長さ
・壊れにくさ
・使用環境との相性
シールドは音作りの主役ではありません。しかし、土台としてはとても大切。
派手な音の変化を期待するより、安心して弾ける一本を選ぶ。その方が結果的にいい音に近づきます!
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