バイオリン弓の毛替え時期とは?交換サインの見分け方5選
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バイオリン弓の毛替え時期とは?交換サインの見分け方5選

バイオリンの弓が「なんか滑る」「音に雑音が入ってうまく音が出ない」と感じたことはありませんか?
もしかすると、毛替えのサインかもしれません。


この記事を読むと、以下のことをチェックしてみましょう。
・弓の毛替えが必要な5つのサイン
・プロとアマチュア別の交換頻度の目安
・毛替えのベストタイミング
・毛替えの費用と交換先

STEP:1 なぜ弓の毛は変える必要があるのか

◆弓の毛は、古くなると滑りやすくなる

バイオリンの音は、毛の表面の凹凸に松脂が入り、摩擦が生じることで、音が出ます。
使い続けると、その凹凸がすり減り、音が小さくなったり、弓が滑ってしまうのです。

◆毛を交換しないと、弓本体に悪影響がでることも

毛が劣化すると、弓本体にもダメージがあります。
たとえば毛が片側だけ大量に切れると、張力がかたよって弓が曲がることも。

弓を守るためにも、定期的に毛替えをすることが重要です。

STEP:2 毛替えの頻度の目安は?プロ・アマチュア別で比較

弓の毛替えは、感覚を頼りにすることもありますが、
ここではわかりやすく、プロとアマチュアの弓の交換時期の目安を紹介します。

◆プロは3~4ヶ月に1回が目安
プロの演奏家は、毎日数時間単位で弾くため、消耗が激しいです。

◆趣味・アマチュアは年1~2回が目安
ケース内でカビが生えている場合もあるので、年1回を目安に、定期的にメンテナンスしましょう。

STEP:3 毛替えが必要なサイン5選!

ここからは、弓の毛替えサインを解説します。
弓を持って、一緒にチェックしてみましょう

STEP:4 ① 弓元(根元)が黒ずんでいる

弓元は手に近いので、汗や皮脂が松脂と混ざって黒ずみができます。
松脂の乗りも悪くなっており、毛の質が大幅に落ちているサインです。

① 弓元(根元)が黒ずんでいる

STEP:5 ② 毛全体が黄ばんでいる

新しい毛はきれいな白色ですが、劣化すると黄ばんで変色します。

② 毛全体が黄ばんでいる

STEP:6 ③ 松脂を塗っても滑る(毛が伸びきっている)

松脂を塗ってもすぐ滑るなら、弓が劣化しているサイン。

③ 松脂を塗っても滑る(毛が伸びきっている)

STEP:7 ④ 毛が少なくなってきた

演奏中に毛が切れて本数が減ると、本来の音量や音色が出せなくなります。
片側だけ本数が偏ると、弓全体が曲がることもあるので、要注意です。

STEP:8 ⑤ 前回の毛替えから1年以上経っている

これが最もシンプルな判断基準です。
「特に問題を感じていない」という場合でも、1年以上経っていれば毛は確実に劣化しているので、体感ではわかりにくくても、新しく毛を替えることを検討しましょう。

STEP:9 毛替えのベストタイミング3選

それでは、実際にいつ毛替えをするのが良いのでしょうか。
年に何度もしないメンテナンスだからこそ、毛替えタイミングにこだわってみてもいいかもしれません。

① 演奏会・発表会の1週間前まで
本番前に毛替えをすれば、良い音で舞台に立てるのでおすすめ。
やる場合は、松脂と弓が馴染むように、1週間前までには毛替えを済ませ、その後しっかりと松脂を塗りましょう。

② 梅雨前・乾燥期前の季節の変わり目
馬毛は天然素材なので、湿度の変化で伸び縮みします。
年1回の交換であれば、梅雨前(5月頃)がおすすめです。

③数年ぶりに弾き始めるとき
しばらく弾いていなかった時は、毛が劣化していることもあるので、毛を替えてから始めるのもおすすめ。

STEP:10 毛替え費用の目安とは?

バイオリン弓の毛替え費用は、一般的に3,000〜8,000円程度が目安です。
馬毛の品質(国産・輸入)による音の違いは、楽器屋さんと相談しながら決めていきましょう。

・大手楽器店 
予算は約 3,000〜5,000円程度。予約不要で受け付けてもらえることもあります。

・小規模な弦楽器工房
弓の毛の種類が多いため、値段にはばらつきはありますが、予算は約5,000〜8,000円が目安です。

おすすめは、購入した楽器店に頼むことですが、
独自の製法で丁寧に仕上げてもらいたい場合は、弦楽器専門の工房に持ち込むことも可能です。
知り合いにも相談しながら、ご自身の気に入った工房を探してみてください。

STEP:11 まとめ

今回は、毛替えが必要なサインと、最適タイミング、毛替えの相場感をご紹介しました。

・弓元が黒ずんでいる
・毛が黄ばんでいる
・松脂を塗っても滑る
・毛が少ない
・前の毛替えから1年以上経っている

1つでも当てはまるなら、毛替えを検討しましょう。
毛の交換が終わった時には大きく音が変わりますが、
その弾き心地の良さから、「もっと演奏したい」というモチベーションにもつながります。
大事な楽器だからこそ、定期的にメンテナンスしながら、演奏を楽しんでみてくださいね。

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