楽譜がスラスラ読めるようになるには?
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楽譜がスラスラ読めるようになるには?

初心者の方に多いのが楽譜がスラスラ読めないというお悩みです!楽譜がスラスラ読めれば上達も早いです!

STEP:1 楽譜をスラスラ読めるメリット

楽器を始めたばかりの初心者の方でよくあるお悩みが「楽譜がスラスラ読めない」ということです。

実は楽譜が読めるとメリットがたくさん!

楽譜をスラスラ読めるようになると以下のメリットがあります。

・曲の構成が理解しやすくなる
・似たフレーズが初見で弾ける
・音程やリズムを正しく楽譜上で確認できる
・作曲につよくなる
・ジャンルごとによくつかわれるフレーズが視覚的にわかる

楽譜というのは見て確認できるデータなので構成や似たフレーズを目で見てわかるようになります。

耳コピも楽器を弾くうえでは大事な要素ですが、リズムがあいまいになったり速いフレーズだとしっかり聴き取れないこともあるかと思います。

似たフレーズであればある程度のレベルの人なら目で見て確認することで初見でも弾けることがあるでしょう。

また作曲においても楽譜が読めるということは強みを発揮します。

耳で聴いたメロディーや伴奏が楽譜上ではこうなっているんだ!ということがわかります。

作曲家はいろんな曲を聴いて模倣したり、自分流にアレンジしたりして曲をつくっているのです。

楽譜をスラスラ読めるメリット

STEP:2 音符の高さを数えるのはタイムロス!

演奏中に楽譜に書かれた音符の高さを数えるのはタイムロスです。

曲には拍子があり一定のテンポでメロディーと伴奏が進んでいきます。

曲の演奏中に「あれ?この音はなんの音だっけ」と思うと演奏が止まってしまう可能性もあります。

ですが音の高さを覚えて、一瞬で音符が読めるようになるとその心配もなくなります。

つまりミスが少なくなるのです。

演奏中に楽譜に書かれた音符の高さを数えるのはタイムロスです。

曲には拍子があり一定のテンポでメロディーと伴奏が進んでいきます。

曲の演奏中に「あれ?この音はなんの音だっけ」と思うと演奏が止まってしまう可能性もあります。

ですが音の高さを覚えて、一瞬で音符が読めるようになるとその心配もなくなります。

目標は日本語の文章が読めるのと同じくらいスラスラ楽譜が読めることです。

スラスラと楽譜が読めるようになると前述のとおり、メリットがたくさんあります。

耳からの理解も大切ですが、目(視覚的)からの理解も大切です。

また楽譜は読むものなので、音符の高さを覚えて理解すれば暗譜で弾く必要もありません。

音符の高さを数えるのはタイムロス!

STEP:3 音の高さを覚えましょう!

では楽譜がスラスラ読めるようになるにはどうすればいいのでしょうか?

私は初心者の方にピアノを教えることがありますが、「楽譜がスラスラ読めない人の共通点」がありました。

それは「音符の高さを毎回数えているということ」です。

音符の高さを数えるのは時間のロスになります。

なので音符の高さを数えるのはやめたほうがいいです。

では具体的にどうするか?

音の高さを数えるのではなく「覚える」ことです!

たとえば真ん中の「ド」は楽器初心者でも「ド」だとすぐにわかる人が多いですよね?

下の方にあって音符に横棒がささっているのは「ド」しかないのですぐに音の判断ができるのです。

ですがこれが五線譜の5本の線に位置する音だったらどうでしょうか?

似ている音ばっかりで少し判断がしづらくなりますね。

なのでよく使う音の高さから覚えるようにしましょう。

高い音の「ド」の位置も覚えておくといいです。

また下から数えて2本目の線に刺さっているのは「ソ」の音。

ハ長調(Cメジャーキー)ではよくつかう音なので最初は「(真ん中の)ド」と「ソ」と「(高い)ド」の楽譜の位置を覚えておきましょう。

楽器店には音符カードが売っていますが初心者の方が楽譜をスラスラ読めるようにするためのカードです。

英単語の暗記カードによく似ていますね。

慣れてくれば瞬時に考える間もなくとわかるようになります。

最初は時間がかかるかもしれません。

ですが慣れるしかありません。

楽譜で音の高さを数えるよりは「覚える」ほうが絶対にいいです。

慣れてきたらト音記号の「レ」「ミ」「ファ」「ラ」「シ」も覚え、五線譜の中にある音符の高さの音と五線譜からはみ出した真ん中の「ド」から高い方の「ラ」くらいまでは覚えておきましょう。

そして両手で弾けるくらいのレベルになればヘ音記号の楽譜の読み方も覚えてください。

最初は大変ですが毎日一日5分でも「音の高さを暗記するトレーニング」をすることで楽譜が読めるようになります!


音の高さを覚えましょう!

STEP:4 よく出てくるリズムは覚えましょう!

曲を弾いていると何度も同じリズムのパターンに出会うことがあります。

連続する四分音符や八分音符のリズムは簡単ですが、付点音符だったり少し複雑なリズムだとわかりにくいですよね。

前述のとおり音符の高さを理解するためのカードもありますが、リズムを理解するための「リズムカード」も楽器店に売っています。

こちらも上手く活用してスムーズな演奏ができるように心がけましょう。

もちろんリズムカードは自作でも構いません。

「リズムが難しいな…」と思ったらリズムを覚えてしまうことで少しずつですが初見演奏の力もついてきます。

楽譜を読むためのコツは2つ。

・音の高さを覚えること
・リズムパターンを覚えること

上記のことを念頭に置いていれば楽譜がスラスラ読めるようになるのでトレーニングしてみてください!

よく出てくるリズムは覚えましょう!

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