音程を合わせるには、コツや手順を把握することが重要です。
まずは周りの音をよく聴くことから始めてみましょう。
本記事では、音程が合わない原因と対処法、今日からできる練習メニューをご紹介します。
合奏で音程が合わずに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
STEP:1 合奏中に音程が合わない理由
合奏中に音が合わない理由は、主にこちらの3つが考えられます。
①正しい体の使い方ができていないから
楽器を吹くときの姿勢は、音程の安定さに大きく関わります。
姿勢が悪いと息の通り道が妨げられ、正しい息の量・スピードが保てなくなるからです。
②楽器が温まっていないから
楽器が温まっていないことも、合奏の時に音程が合わない原因の1つです。
楽器は、冷えていると音程が低く、温かいと音程は高くなります。
ウォーミングアップを充分にして楽器が温まった状態で合奏をすることが大切です。
③チューナーの真ん中に合わせることに集中しているから
実は、チューナーの中央に合わせることが正しいとは限りません。
理論上、チューナーの中央(平均律)と美しいハーモニーだと感じるところ(純正律)では、音程が異なるからです。
STEP:2 音程が合わない原因別チェックリスト
①音程が高いとき
・力みすぎ
・息が詰まっている
②音程が低いとき
・楽器が冷えている(ウォーミングアップされていない)
・アンブシュアが緩んでいる
③音程がぶれてしまうとき
・息の流れが不安定
・おなかに力が入っていない
STEP:3 合奏で音程が合わないときの対処法(3 STEP)
合奏で音程が合わないときは、以下の対処法で調整してみてください。
STEP1 姿勢を見直す
以下を意識すると、息が通りやすい姿勢がとりやすくなります。
・椅子の前半分に座る
・足裏を床につける
・背筋を“反る”ではなく自然に伸ばす
STEP2 替え指を試す・息のスピードを調整する
替え指や、息のスピードを工夫してみてみましょう。
息のスピードは、高いときは体の力を抜き、息のスピードを落とすイメージで吹いてみてください。低いときは、おなかに力を入れ、息のスピードを上げてみてください。
STEP3 うねりが消える場所を探す
周りの音をよく聴きましょう。溶け込むことを意識することで、うねり(=音程が合わない)が消えていきます。
※特にSTEP2とSTEP3を繰り返し行い、音程を調整してみてください。
STEP:4 初心者がやりがちな音程が合わなくなるNG例
以下の3つは、よくやってしまいがちなNG例です。
①姿勢を意識していない
音程の安定さと姿勢の良さは、実は大きく関わりがあります。
練習に集中しすぎて姿勢が崩れてしまわないように、意識してみてください。
②チューナーを見続けて吹く
チューナーの中央に合わせることが、音程が正しいとは限りません。
合奏の時の音を基準にして音を出しましょう。
③周りに遠慮して、小さい音で吹く
よく、自信が無くて遠慮してしまう人がいます。
それでは息が不安定になってしまい、かえって音程もぶれてしまいます。
STEP:5 毎日10〜15分でできる|音程を合わせるための練習メニュー
合奏で音程を合わせるための、練習メニューをご紹介します。
是非取り入れてみてください。
① 姿勢チェック
・椅子に寄りかかりすぎず、前半分に腰掛ける
・上から引っ張られるイメージで背筋を伸ばす
・おなかに力を入れる
②ロングトーン練習
・8〜12拍伸ばす
・チューナーは見続けない
・息が一定のスピードで流れているか耳で確認しながら行う
③ドローン練習(耳が鍛えられるので、最も重要です)
・チューナーで ドローン音(ずっと鳴り続ける基準音 )を鳴らす
・同じ音・長3度・完全5度 をロングトーン
・音のうねりがなくなるように意識する
・チューナーを見ないで音を出す
https://www.youtube.com/shorts/fPNCvpPtwVg
※動画では、はじめは音程がずれていますが途中で合うように調整しています。このようにして自分の音を溶け込ませるイメージで音を出します。
STEP:6 まとめ
今日からぜひ、以下の3つを意識しましょう。
①姿勢
②息を安定させる
③周りの音をよく聞く
これらを意識すると、音程を合わせやすい状態を整えることができます。
日々の積み重ねが大切となりますので、コツコツ頑張っていきましょう。
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