保育現場で歌う活動は毎日あります。
本記事では、保育士におすすめのピアノ伴奏曲5選を紹介します。
普段の活動や季節、行事ごとで歌える曲を取り入れていきましょう。
目次
STEP:1 子どもと歌う活動
保育活動において歌は、必要不可欠です。
歌を歌い、園児たちは自然と学びを得ています。
・正しい言葉の使い方
・語彙の増加
・季節感
・言葉で言い表せない感情
また、子どもが、心がリラックスした状態で、自由な時に好きな歌を勝手に歌っていることもあるでしょう。
歌詞の内容が理解できていなくても、リズミカルに歌っている、言葉を真似できていることは、心も体も楽しく、快適であることの判断基準でもあります。
保育士は、子どもが気持ちよく歌える機会をつくり、場面や季節に合った歌を伝え、楽しく成長を促していく必要があります。
STEP:2 保育士におすすめのピアノ伴奏曲ベスト5
本章ではおすすめのピアノ伴奏ベスト5をご紹介します。
・おべんとう
・やきいもグーチーパー
・どんな色が好き
・にじ
・さんぽ
具体的にみていきましょう。
STEP:3 おべんとう
おべんとうをたべることに楽しみを持てるように取り入れます。食事前に歌うと、食事が始まること、食べることに意識をむけられます。
手遊びも入っており、手を合わせる習慣が身に付く点も魅力です。保育士や人の真似を始める2歳児頃におすすめです。
STEP:4 やきいもグーチーパー
歌詞にある、「グー」「チー」「パー」の部分では、実際に手で形を作り、歌を楽しめます。
季節を感じながら、じゃんけんをする要素もあり、保育士や友だちと関わりながら歌えます。じゃんけんのルールを理解できる3歳児頃におすすめです。
STEP:5 どんな色が好き
歌いながら、「あか」「みどり」など保育士との掛け合いがあり、歌詞以外の色を増やせるため、子どもたちに人気です。
色の識別や理解ができる3歳児頃におすすめの歌ですが、色を教える、色の違いを理解するという意味では、0歳児からでも導入できます。
STEP:6 にじ
入園式や発表会で、使用されるケースが一般的です。手話を使った振り付けもあり、子どもたちも、見る人も楽しめる曲です。「きっとあしたはいいてんき」など、前向きな歌詞があり感動的な歌でもあります。
歌詞や手の動きを見て覚えることができる4歳児頃におすすめです。毎日歌い、振付を練習すれば、子どもたちは頭や体で自然と覚えてしまいます。
STEP:7 さんぽ
「となりのトトロ」の主題歌です。聞きなじみのある歌で、知っている方も多いのではないでしょうか。お話を見たことがある子どもはすぐに気づきます。
曲名の通り、散歩時に取り入れたり、運動会では競技中にも使われることが多く、楽しい雰囲気づくりにもなります。
おすすめの対象年齢はありませんが、2歳児頃から歌を知っている子どもは歌い始めます。
STEP:8 ワンポイント演奏のコツ
本章ではおすすめ伴奏曲5曲の伴奏のコツを紹介します。
子供たちがより楽しく、良い雰囲気で伴奏できるよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
各おすすめ曲に応じたアレンジ方法を解説します。
STEP:9 おべんとう
軽快なリズムで弾いていきましょう。
演奏の終わりをわざとゆっくりと弾くことで、子どもたちが手を合わせる準備ができます。
STEP:10 やきいもグーチーパー
じゃんけん部分で、何度も「あいこ」が続く場合は、歌詞の「グーチーパー」のところを弾くことで、つなげることができます。
STEP:11 どんな色が好き
複雑な左手の動きは和音にしてしまったり、コードでも伴奏することができます。
STEP:12 にじ
落ち着いたテンポでピアノ伴奏していきましょう。
サビ部分の左手は、一番上の音を弾き、単音でも伴奏することができます。
STEP:13 さんぽ
前奏、間奏、後奏部分は、右手または左手どちらかで、演奏するだけでも伴奏は可能です。
こちらは、前奏部分です。
STEP:14 まとめ
以上、子どもがよろこぶ!保育士におすすめのピアノ伴奏曲ベスト5を紹介しました。
歌う活動の中で、自然と言葉やリズム感の習得、友だちとの関わりを促します。
手遊びや繰り返しの表現、何度も歌うことで子どもたちも歌を覚えていきます。
ピアノ伴奏では、繰り返し伴奏することや、和音を弾き曲を繋げることなど、アレンジしながら演奏していきましょう。
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