10分でできる! トロンボーンのための練習。全ての基礎となる音。それらをよい音で、音域を広げるための練習方法を紹介!
管楽器 トロンボーン
初級

10分でできる! トロンボーンのための練習。全ての基礎となる音。それらをよい音で、音域を広げるための練習方法を紹介!

楽譜に書いてある音が高くて出ない!低くて出ない! もっといい音を出したい! 少し楽器に慣れてくるとそういった悩みに突き当たるようになるかと思います。
そういった時に是非試して欲しい練習を紹介します!

STEP:1 楽器の状態を確認しよう

楽器を吹きたいところですが、まずは楽器の状態を確認しましょう。
特に、スライドはスムーズに動きますか? もちろん楽器の個体によりますが、最低限確認して欲しいスライドの状態があります。 動画のように、スライドのロックを外して、スライド引っかからずに落ちれば最低限問題はありません。
もし動いたとしても、動きが気になる場合は、管楽器修理を担当している楽器店などに相談しましょう。

STEP:2 金管楽器は息が命

声と同じで、トロンボーンを鳴らそうと思うと、必ず息が必要です。
息を出さずに声を出そうとしてみてください。出ないはずです。
また、息を吐いたようにしか楽器は鳴ってくれません。
生まれた時から無意識にしている呼吸を、楽器用に少し開発してあげる必要があると私は思います。
深呼吸してみると分かるかと思いますが、人間の肺は意外と胴体の下の方まであります。
ケースバイケースですが、肺のこの部分までしっかり息を入れることに、今のうちから慣れておけば、今からも、後にも役立つでしょう。

STEP:3 自分が1番楽に、いい音出せる音を探そう

自分で楽器を吹いて、1番良い音だなと思う音を見つけてください。どの高さでもいいです。

その音の響き、音質お手本に、初めはスライドを1ポジションずつ動かしてみてください。その時、お手本の音の響き方や音質を可能な限りキープできるようにしましょう。

遊んでいるように見えるかもしれませんが、これがとても大切な基礎練習になると私は思います。初心者の頃から今に至るまで、毎日ではないですがずっと続けています。
動画のように音がスムーズに繋がらないことが出てくるかと思います。
その際は息の吐き方を見直してください。スライドを伸ばそうと縮めようとも、息は最後までしっかり、遠くまで飛ばすイメージで流し続けましょう。

STEP:4 焦らず、繰り返しましょう。

上手くいかないこともあるかと思います。当然です。
特にこの練習は、自分が心地よいなと思うような吹き方ができて、良いなと思う音が出るまで、焦らず繰り返しやってみましょう。
響きのある、良い音をつくっていくための練習であることを意識して、取り組んでみてください。

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