そんな悩みを抱える親御さんは多いのではないでしょうか。最初はやる気に満ちていても、時間が合わなかったり気分が乗らず、次第に練習が難しくなってしまうこともありますよね。
この記事では、親子で無理なくピアノの練習を続けるための5つのコツをご紹介します。ピアノの習慣化は、技術の上達だけでなく集中力や自信を育み、親子の絆を深める大切な時間となります。
「ピアノが好き」「練習が楽しい」と思える毎日を親子で一緒に作っていきましょう。
目次
STEP:1 コツ1:練習時間を固定する【生活リズムに組み込む】
毎日同じ時間に練習することは、ピアノの練習を生活の一部として定着させるための第一歩です。
なぜなら、人間の脳は習慣を好むため、毎日同じ時間に同じ行動を繰り返すことで、その行動が自然と習慣化されるからです。
例えば、夕食後や就寝前など、毎日必ず行う行動の直後に練習時間を設定することで、練習を忘れにくくなります。「夕食後30分はピアノの時間」といったルールを設け、家族全員で時間を守るように心がけましょう。
ピアノの練習は特別なことではなく、日常の一部として捉えるようになり無理なく継続できるようになるでしょう。
STEP:2 コツ2:スモールステップで無理なく進め、成功体験を積み重ねる
ピアノの練習を始める際は、お子様にとって簡単な課題からスタートし、成功体験を積み重ねることが重要です。最初に成功体験を得ることで、「自分にもできる」という自信を持ち、積極的に練習に取り組むようになるからです。
初めての練習では、指一本で弾ける簡単なメロディーや、知っている童謡などを練習に取り入れると良いでしょう。
最初は楽譜を見なくても弾ける曲を選ぶのも、抵抗感を減らす効果的な方法です。簡単な課題から始めることで、ピアノの練習に対する苦手意識を克服し、楽しみながらステップアップできるでしょう。
STEP:3 コツ3:難易度を徐々に上げ、飽きさせない工夫をする
ピアノの練習に慣れてきたら、少しずつ難易度を上げていくことで、お子様の成長を促し飽きさせないように工夫することが大切です。常に同じレベルの課題に取り組んでいるとマンネリ化しやすく、練習に対するモチベーションが低下してしまいます。
テンポを上げたり、新しいリズムの曲に挑戦したり、少し難しい楽譜に挑戦していくと良いでしょう。また、好きな曲・学校や幼稚園で習っている曲を取り入れるのも、飽きさせないポイントです。難易度を徐々に上げることで、常に新しい刺激を受け、楽しみながら成長できるでしょう。
STEP:4 コツ4:子供の自主性を尊重する
お子様の意見を聞き練習メニューに取り入れることで、自主性を尊重しモチベーションを高めることができます。自分が選んだ曲や課題に取り組むことで、練習に対する主体性が生まれ、より意欲的に取り組めるのです。
「今日は何時から練習する?」「今日はどの曲から練習したい?」「どの部分を重点的に練習したい?」など、お子様の意見を聞きながら、練習メニューを決めるようにしましょう。好きな曲を取り入れたり、興味のあるジャンルの曲に挑戦するのも効果的です。
STEP:5 コツ5:親子の絆を深めるピアノ習慣
親子で一緒に練習目標を設定し、達成する喜びを分かち合うことで、特別な絆が生まれます。共に努力し困難を乗り越える過程で、互いを尊重する気持ちが育まれるからです。
「次の発表会で連弾を披露する」「1ヶ月後に新しい曲をマスターする」といった目標に向かって、協力し合うことで一体感が生まれます。目標を達成した際には、一緒に喜びを分かち合いましょう。
STEP:6 まとめ
ピアノを習慣化することで、子供の成長を促し親子の絆が深まります。今回ご紹介した5つのコツを参考に、ぜひ今日から親子でピアノの練習を始めてみましょう。音楽のある豊かな生活は、きっとあなたとご家族の毎日を笑顔で包んでくれるでしょう。
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