毎日5分ずつ!ピアノ初心者に練習してほしい『指の動かし方』と『3つの和音』
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毎日5分ずつ!ピアノ初心者に練習してほしい『指の動かし方』と『3つの和音』

子供も大人も、ピアノはまず「指」と「和音」から。基礎を大切に、繰り返し練習して慣れていきましょう!

STEP:1 ①指の動かし方=運指練習

ピアノを弾くためには、まず鍵盤の上で指が自由に動けるようになることが大切です。
早く好きな曲を弾いてみたくて、ここをスキップしてしまいたくなる気持ちはよくわかります…!
ただ、指がピアノと仲良くなっていないと、いくら楽譜が読めても思ったように弾けず、かえってストレスになるだけ。
まずは基本の「ドレミファソラシド」を弾く指の動かし方がスムーズにできるように、ぜひ丁寧に練習してみてください。

STEP:2 ②「弾けてる気になれる!」3つの和音練習

とは言っても、小学生の鍵盤ハーモニカのような練習だけでは気分が上がりませんよね。
そこで「私、ピアノ弾けてる!感」を味わうのにおすすめなのが、和音です。
(※和音:高さの違う2つ以上の音を同時に鳴らしたもの)
動画では、最も基本的な和音3つをご紹介しています。
いろいろな鍵盤の鳴らし方がありますが、大きな移動なく弾けるこのポジションが最初は覚えやすいです。
この3つがあれば、メロディーをなんとなく弾ける人が多い定番の「きらきらぼし」も、片手だけで弾くよりぐっとグレードアップさせることができます。

この和音の感覚は、今後ピアノに慣れてきて曲に挑戦してみる時にも必要になります。STEP1と同じように、ぜひ手が和音の形を覚えるまで丁寧に練習してみてください。和音の役割は左手が務めることが多いので、左手メインで練習するのがおすすめ!

STEP:3 ③毎日5分ずつ①と②を続けよう!

指の動きも和音も「目ではなく手が覚える」ことが大切です。
この先、好きな曲の楽譜を見ながらピアノを弾く未来を実現するためには、手元を見ずに弾けること=手が鍵盤に馴染んでいることが不可欠なんですよね。
手に覚えこませるためには、やはり反復練習が必須です。指5分+和音5分=計10分を、ぜひ毎日続けてみてください。

私は昔、音大を目指して真剣にピアノを習っていたのですが、その時レッスンを受けたドイツ人の有名ピアニストが黙々と基礎練習をしている姿に衝撃を受けました。
どんなに上手な人でも、毎日基礎練習は怠らない。楽器でもスポーツでも一緒ですね。
楽しくピアノを続けていくためにも、毎日5分ずつの基礎練習はぜひ大切にしてみてください!みなさんの上達を応援しています。

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