フランス在住10年以上。
神戸女学院大学音楽学部ピアノ科卒業後、フランス・パリに渡り、私立エコール・ノルマル音楽院にて高等教育家および高等演奏家資格を取得。さらにパリ郊外・オー=ド=セーヌ県立イシ・レ・ムリノー音楽院(CRD)「ニデルメイエール」にて鍵盤和声概論のDEM課程(音楽研究資格)を審査員満場一致の賞賛付きで修了。同校ではピアノ伴奏科においても高等演奏家資格を取得し、卒業。

演奏活動としては、パリ・エコールノルマル音楽院内の「サル・コルトー」にてヨーロッパ文化遺産の日を記念したコンサートに出演。パリ17区のジャン=ジャック・エンネル美術館をはじめ、市内の礼拝堂や教会、聖堂などで多数コンサートを行い、フランス・マイエンヌ国際ピアノコンクールではファイナリストとして選出される。フランス人歌手との共演や、パリ10区・ヴィルマン庭園での野外演奏、結婚式での生演奏など、多彩な場で活動を展開。

コンサート、リサイタル、室内楽、試験伴奏、公開レッスンでの通訳など、幅広い分野に携わり、演奏家としてのみならず、通訳者・指導者としても実績を積む。12年以上にわたりフランス国内で講師として子どもから大人まで幅広い年齢層にピアノを指導し、クラシックから現代音楽まで多ジャンルにわたるレッスンを提供。日本からの留学生希望者の指導・受験対策も行い、合格へと導いてきた。

これまでにピアノをイリヤ・ラシュコフスキー、マリアン・リヴィツキー、ミシェル・ウワドコフスキー、ローラ・リヴィエール、山内鈴子、伴奏科をジェニファー・フィシェ、室内楽をニーナ・パターチェク各氏に師事。

2022年に日本に一時帰国後も、ピアノ講師、演奏家として音楽活動を継続中。現在もパリと日本を行き来しながら、通訳・演奏・指導と多方面で音楽に携わっている。