【初心者必見】初めてのスラップベースにチャレンジ!
ベース エレクトリックベース
入門
ロック

【初心者必見】初めてのスラップベースにチャレンジ!

ピックや指弾きの次に、憧れのスラップに挑戦してみたいけど、なかなか音が鳴らなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

チョッパーとも呼ばれている奏法ですが、まず音が出ない、音が小さい、音がビビる、リズムが合わないと思います。何から始めればいいかわからない。上達する練習法がわからない。
そんな悩みを抱えている方へ、スラップの基礎を、わかりやすく解説していきます。

最初はゆっくりとしたテンポで、親指と人差し指の動きを意識しながら練習し、徐々にテンポを上げていくと、自然とリズム感が身につきます。

スラップには、サムピング、プル、ゴーストノートなど、様々なテクニックがあります。これらのテクニックを組み合わせることで、他の奏法にはない多彩な表現が可能になります。

スラップは他の奏法に比べて習得に時間がかかるかもしれません。私もそうでした。諦めずにコツコツと練習を継続すれば必ず出来ます!
今回、そんなスラップ初めての方向けの練習法を伝授します。ぜひ、参考にして下さい。

STEP:1 ベースを持たずにサムピングの基本動作

親指で弦を叩くサムピングには、大きく分けて3つのパターンがあります。
親指を上にして振り抜くパターンは、力強いアタックと太い音が得られ、親指を下にするパターンは、速弾きに有効です。弦とほぼ平行にするパターンは、ビート系のリズムに効果的で、他の楽器とのバランスを取りやすくなります。

これらのパターンの中で、初心者の方には、まず親指を上にして振り抜くパターンをマスターすることをおすすめします。このパターンは、サムピングの基本となる動作で、様々な楽曲で活用できます。

まず、ベースを持たずに人差し指を握り、肘を固定して指先まで一直線に保ちながら、ぐるぐる回して回転させましょう。

簡単そうにみえても初めての人は、結構難しいんですよね。手首が曲がったり、腕がブレたり肘が波打ったりしないように注意しましょう。

次に、人差し指を握った手を離して回転させてみて下さい。多くの人が手首を曲げてしまうと思います。指弾きやピック弾きは手首を曲げて弾きますからね。

肘からは一直線で振り抜くイメージで、練習を重ねていきましょう!

STEP:2 実際にサムピングで音を鳴らしてみよう!

それでは、実際にベースを持って音を鳴らしてみましょう!

まずは、弦の上を滑らせるように、親指を弦に近づけてみましょう。少しずつ弦から離しながら、弦を叩く感覚を掴んでいきます。この時、大事なのが親指の着地点です。

4弦ならば3弦、3弦ならば2弦、1弦の場合はベースのボディーです。叩く弦の下半分を狙って振り抜いていくと、上手く着地します。

親指が弦に触れる位置は、側面の第一関節と爪の間ぐらい。ベースの最終フレット辺りで実践すると良いですが、親指が日に日に痛くなります。

弦に負けないように、しっかり振り抜く練習をしていきましょう。そして、どのフレットでも音が出るまで何度も練習してみて下さい。

STEP:3 プルの基本動作は、オクターブ練習で克服!

プルはサムピングの戻りの回転を利用して鳴らすことが多いです。深からず、浅からずがコツで、ほぼ爪の横辺りです。引っ掛けた人差し指(または中指)が、弦の反発を利用して、指が抜けるイメージです。

オクターブ奏法は、プル奏法を練習する上で非常に有効な練習方法です。
オクターブの音は鳴らした音の2個下の弦の音から右に2つ目が、オクターブの音です。例えば、4弦3フレットのオクターブ音は、2弦の5フレットになります。

どのポジションで弾いても、同じフォームで演奏できるようになるまで練習が必要です。

左手のフォームは、手を開いて、そのまま指板にのせるイメージです。

そのまま指板にのせるイメージです。親指はネックの裏側に添え、他の指は指板に垂直に立てます。ルート音は人差し指、オクターブは小指をマストで使いましょう。

特に、小指はチョッパー奏法において非常に重要。しっかりと鍛えておくことが大切です。サム同様人差し指も硬くなるまでは、指が痛くなるので頑張りましょう!

STEP:4 チョッパーの表現を豊かにするゴーストノートにチャレンジ!

ゴーストノートとは、音程を持たない、パーカッシブなアタック音のことです。弦をミュートしながらサムやプルをすることで、かすかな音が鳴ります。

特にチョッパー奏法では、よく取り入れられるテクニックで、リズムパターンがより明確になり、グルーヴ感が増します。

音程のある音や16分音符と組み合わせることで、音色の変化を生み出し、楽曲に奥行きを与えます。

やり方としては、左手でミュートしながら、右手でサムピングをする方法が一般的です。ゴーストノートは、入れる箇所や入れすぎると、聞きづらくなるので注意も必要です。

ゴーストノートは、チョッパーベースの表現をより豊かにする上で欠かせないテクニックです。特に2連サムゴーストは、チョッパー奏法でよく出てきます。この機会にゴーストノートの音も練習しておきましょう!

STEP:5 音色を操る!ハンマリングをマスターしよう!

ハンマリングは、弦楽器に置いて、弦を押さえている指で弦を叩き、音を出すテクニックです。例えば1弦5フレットから左指のみで1弦7フレットを叩くイメージです。

チョッパー奏法では、ハンマリングもよく取り入れます。使うことで、音の切れ目をなくし、滑らかなフレーズを演奏できます。

音色の変化を細かくコントロールできるのもポイント。より表現豊かな演奏が可能になります。左手が勝負のテクニックです。同じフレーズを何度も繰り返し、筋肉に覚え込ませ、スムーズにできるようにしましょう!

サム、プル、ゴーストの中にハンマリングを組み込んだりするなど、様々なパターンで練習することで、応用力を養えますよ。

STEP:6 基礎力UP!毎日続けたいベース練習の紹介!

ベースのスラップに限らず、楽器を始めたばかりの頃は、指の配置や弦へのアタックの仕方など、些細なことが大きな壁に感じられるものです。

そんな壁を乗り越えるために、何度も何度も繰り返し練習するしかありません。しかし、壁を乗り越えた瞬間、自分の成長を実感できるはずです。あの時、難しかったと思っていたことが、実は小さな壁だったのだと気づくでしょう。

私もスラップをマスターしたと思い、いざ好きな楽曲をコピーしようとしたところ、思ったように弾けないことに気付きました。

またしても壁にぶつかったのです。このように、上達には終わりがないと言えるでしょう。その繰り返しなのです。

基礎をつかんでおけば汎用性もぐっと高くなるので、毎日練習として一つ紹介しておきます。頑張りましょう!

基礎をしっかりと固めておけば、どんな曲にも対応できるようになります。この練習はいままでのおさらい練習です。一緒に楽しみながら、スキルアップを目指しましょう。

コメント0件