今回は「DTMを始めようと思ってるけど、難しそう」、「作曲してみたいけど楽器も弾けないし音楽理論とか分からない…勉強もしたくないし近道とか無いのかな~」
そんな色々な悩みを持つ初心者の方の為に最低限の勉強だけで簡単にDTMが上達するロードマップを教えます!
※今回の記事では基本的にボカロやバンド系といった歌モノの作り方について執筆していきます。
ですが、HIPHOPやインストゥルメンタルを作る方々にも使える情報があると思いますのでそんな方にも読んでいただけると大変嬉しいです!
STEP:1 はじめに
そもそもDTMとは、Desk Top Musicの略でその名の通りパソコンで音楽を作る事です。
DAWと呼ばれる音楽制作ソフトウェアを使い歌や楽器の演奏の録音、またはループ音源の貼り付け、あるいはソフト音源で打ち込んだMIDIトラックを重ねて鳴らす事で曲を制作したりミックスをします。
今回は作曲、アレンジ第一段階、アレンジ第二段階の3つに分けて教えていきます!
STEP:2 1.作曲編
まず作曲ってどこまでを指してるか分かります?
「え?作曲って言ってるんだから全部でしょ?」
「ドラムとかギターとか入れてさ」
不正解。ボッシュートです。
作曲とはメロディーとコード進行を作る事です。
ドラムやギター、シンセ等の楽器類の作業は編曲(アレンジ)と呼ばれます。
正直編曲の方がやる事めっちゃ多いんです泣
・はじめの一歩
DAWソフトにも幾つか種類があり価格帯や作りたいジャンルに適しているかを優先に選びましょう。
また、曲作りにおいて何より大切なのはリファレンスを作る事です。
この作業をちゃんとするかしないかで上達スピードが明確に違います。
・コード
このコードネームとそれを構成する音だけは必死に覚えましょう…!
ギターやピアノが弾ける人は曲をコピーする事で自然に覚えられると思います。
弾けない人もリファレンスのコード進行を見たり、
コード鍵盤図をスマホの待ち受けにしましょう。(嘘です。でもそれぐらい見て頭に入れましょう。)
・メロディー
作ったコード進行に鼻歌でメロディーを5パターン程作ってみて、1番良い物を打ち込んでみよう。
打ち込んだ後、コードのスケールを調べてスケール外の音が合ったら修正しよう。
(スケール外の音を使う事もありますが、上級者の手法なので最初は危険です。)
STEP:3 2.アレンジ第1段階
さぁ待ちに待ったアレンジです!
究極、アレンジはパクってもOKです…。(リード楽器以外)
勿論そっくりそのままは良くないですが、例えばドラムのパターンなんて限られてるんです。
ドラムのパターンを1つの曲に似せてて、最後のキメの部分だけまた違う曲に似せる。
それなら貴方の音楽知識から出たオリジナリティのあるアレンジです。
・リズム
特にキック、スネア、ハイハットは打ち込み方で同じメロディーでも全く違う曲になってしまうぐらい重要なパーツです!
・コード楽器
ジャンルやセクションによって使う楽器が変わり、主にギターやシンセ、ピアノが使われます!
・リード楽器
主にこちらもギターやシンセを使い、所謂フレーズを作っていきます。
メロディー同様、鼻歌でスケールと睨めっこしながら作ってみましょう!
STEP:4 3.アレンジ第2段階
この作業で普段聞いてるプロの音源にかなり近づいていきます!
・リズム上級編
プロの音源ではキックやスネアを複数重ねたり、CLAP音をスネアに重ねたりして音圧を上げています。
そして、ドラムの音色を変えたりボンゴ等のパーカッションを入れる事でよりジャンル感を際立たせられます!
・楽器 上級編
ベロシティを調節する事や、リバーブやディレイを掛ける事によって生音感や空間演出を際立たせより上質なサウンドになります。
・仕上げ
プロの曲のインストゥルメンタルバージョンを聞くと、小さく雨の音やシュワシュワとした音などの効果音が入ってる事が多いです。
これを入れる事で不思議とプロ感が一気に増します!
STEP:5 終わりに
いかがでしたでしょうか?
実はプロのアーティストの方でも音楽理論を完全に理解してない方が沢山いらっしゃいます。
今回のロードマップを活用すればそんなアーティストになるのも夢じゃないと思います!
それでは、貴方のDTMライフを心から応援してます!
行ってらっしゃい!
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