いざ買おうと楽器屋へ行くと、たくさん種類があってよくわからないという方もいるのではないでしょうか。お金もかかりますし、間違ったリード購入は避けたいですよね。
この記事ではサックスのリードの選び方を解説します。自分に合ったリードを見つける参考にしてください。
STEP:1 リードの種類
*自分の吹きたいサックスのリードを選ぼう
サックスにはさまざまな種類があります。ポピュラーなのは以下の4種類。
ソプラノ
アルト
テナー
バリトン
楽器によってリードの大きさは異なります。
リードの箱に楽器名が書かれているのでしっかりと確認しましょう。
STEP:2 リードの硬さ
*リードの硬さを選ぼう
リードには硬さごとに以下の9種類の番号が振られています。
1
1・1/2(1.5)
2
2・1/2(2.5)
3
3・1/2(3.5)
4
4・1/2(4.5)
5
数字が小さいほど柔らかく、大きいほど硬くなります。
柔らかいリードは音が出しやすいですが、高音域が裏返ることが多いです。
硬いリードは美しくハリのある音が鳴りますが、慣れるまでは口が疲れやすいです。
初心者は2・1/2を使用するのがおすすめ。吹くのに慣れてきたら3のリードに替え、美しい音色を追求していきましょう。
STEP:3 リードのメーカー
*メーカーを選ぼう
リードにはたくさんのメーカーがあります。自分が吹きたいのがクラシックなのかジャズなのかでも選ぶメーカーは違ってきます。
数あるメーカーから初心者におすすめなのはバンドーレンのトラディショナルです。
初心者から上級者まで幅広いサックスプレイヤーが使用しています。ジャンルも問わず使えるので、人気が高いメーカーですよ。
バンドーレンのトラディショナルで演奏に慣れてきたら、他のメーカーも試していくのがいいでしょう。
STEP:4 リードを育てる
*リードを育てよう
リードは葦という植物からできているため、まったく同じリードはありません。リードを1箱買ったら、その中から自分に合ったリードを見つけ、育てていきましょう。
すべてのリードを5〜10分試し吹きしたら、吹きやすさがわかるようリードに印をつけておきます。1週間程度は試し吹きし、徐々に吹く時間を長くしていきましょう。
何度か吹いているうちに、いまいちだったリードが吹きやすく変わってくることもあります。本番までに何度も試して最高のリードを育てましょう。
リードは消耗品なので、吹きやすいリードばかり使っていると本番までに寿命がきてしまうことも。練習用と本番用でローテーションするのがおすすめです。
保管するときは、水分をしっかりと拭き取り、ケースに入れましょう。濡れたままにしていると、劣化が早まったりカビたりする原因となります。
STEP:5 まとめ
*まとめ
サックスのリードは硬さもメーカーも種類が多く、初心者が選ぶのは難しいと思います。
迷ったときはバンドーレントラディショナルの2・1/2を選びましょう。
リードは当たり外れがあるので、1箱すべていまいちなこともあります。その分、最高なリードに出会えると、サックスを吹くのがとても楽しくなりますよ!
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