合奏で音程が合わない…|チューニングの手順と“合わない原因”の切り分け(初心者向け)
カテゴリー

合奏で音程が合わない…|チューニングの手順と“合わない原因”の切り分け(初心者向け)

STEP:1 合奏で音程が合わないのはなぜ?

合奏になると「なぜか音程が合わない」と感じたことはありませんか。
原因は主に4つ考えられます。

① 楽器が温まっていない

吹奏楽器は温度によって音程が変化しやすい楽器です。一般的に、楽器が冷たいと音程は低くなり、温かくなると高くなる傾向があります。
音出しを十分にしてから合奏に参加した人と、ほとんど音を出さずに参加した人とでは、楽器の温まり方が異なります。その差が、音程のズレにつながります。

② 息の量がそろっていない

初心者の場合、息の量が多いと音程は高くなり、少ないと低くなりやすい傾向があります。まずは基準となる人の音量や息のスピードをよく聴き、それに合わせる意識を持つことで、音程は揃いやすくなります。

③ 姿勢の違い

息の通りを妨げない姿勢を意識するだけで、音は安定しやすくなります。背中が丸まったり、楽器が下がったりすると息の流れが変わり、結果として音程も不安定になります。

④ 周りの音を聴けていない

合奏は「音を合わせる」ための活動です。自分の音だけに集中しすぎると、全体の響きが見えなくなります。周囲の音を聴くことが、音程を合わせる第一歩です。

STEP:2 初心者でもできるチューニングの手順

① 楽器を温める
冷たいと感じなくなるまで、無理のない音出しを行いましょう。長時間である必要はありません。

② チューナーでA(またはB♭)の音を出す
基準音をよく聴き、頭の中で音をイメージしてから吹きます。

③ 高い/低いを確認する
可能であれば、他の人に目盛りを確認してもらいましょう。自分で目盛りを見ながら吹くと、視覚に頼りすぎてしまいます。

④ 管を調整する
抜き差しは少しずつ行います。

⑤ もう一度確認する
吹き方は変えずに、調整の結果を確かめます。

⑥ 合うまで繰り返す
楽器によって細かな方法は異なります。迷った場合は専門の先生に確認しましょう。

初心者でもできるチューニングの手順

STEP:3 音程が合わない原因の切り分け

音が高いとき
・息が強すぎる
・アンブシュアが締まりすぎている

音が低いとき
・楽器が冷えている
・息が弱い

音が不安定なとき
・姿勢が崩れている
・お腹の支えが弱い

原因を切り分けることで、無理な調整を防ぐことができます。

音程が合わない原因の切り分け

STEP:4 初心者がやりがちなNG

① 管を動かしすぎる
抜き幅にはある程度の目安があります。大きく動かしすぎるのは避けましょう。

② 息を強くして合わせようとする
その場だけ合っても、曲中では崩れてしまいます。

③ 姿勢を気にしない
演奏に集中するあまり、姿勢が崩れがちです。客観的に自分を見る意識を持ちましょう。

④ チューナーだけを見る
±0に合わせることよりも、周囲の音を聴いて合わせる力の方が大切です。合奏では「全体の響き」を基準にします。

STEP:5 まとめ

音程を安定させるために大切なことは次の3つです。

① 楽器を温める
② 原因を切り分ける
③ 耳で聴く

まずは、自分が一番きれいな音を出せる音量と姿勢を見つけましょう。その土台が整ってから音程を意識することで、合奏はぐっとまとまりやすくなります。

コメント0件