【機材レビュー】オーディオインターフェース「STEINBERG IXO12」使ってみた!軽くて小さいのに機能はパワフル……!?
楽器の選び方 DTM

【機材レビュー】オーディオインターフェース「STEINBERG IXO12」使ってみた!軽くて小さいのに機能はパワフル……!?

 機材紹介記事 第1弾は、スタインバーグのオーディオインターフェイス「IXO12」!
お手頃価格でお求めやすく、またかわいらしいデザインも目を惹きますよね♪

 そこで今回は、普段から「IXO12」を愛用している筆者の私が、
宅録やレコーディング、ギター練習に使用する中で感じたメリット・デメリットを徹底解説します!

 初めてのオーディオインターフェイス選びで悩んでいる方は是非参考にしてみてください!

STEP:1 STEINBERG IXO12の紹介①サイズ感を同メーカー商品と比較!

 まずは見た目とサイズ感から見ていきます。

 カラー展開は白・黒の2色から選択可能で、こちらは白バージョンです。
従来の機材よりマイルドな見た目なので、部屋やインテリアにもなじみやすい気がしますね♪

 そして、重さとサイズ感を比較していきましょう!
私も以前使っていた、同じスタインバーグの「UR22C」を例に、
「IXO12」がどれだけコンパクトなのか比較します!

【IXO12】
・質量: 450g
・寸法 (全幅×全高×全長):158 × 47 × 102 mm

【UR22C】
・質量 1,000 g
・寸法 (全幅×全高×全長):159 × 47 × 159 mm

なんと、従来のモデルよりも「IXO12」の方が半分以上も軽いんです!
大きさも少し大きめの文庫本くらいで、女性でも片手で簡単に持ち上げられるレベルです。

個人的に、学生のころは鞄にオーディオインターフェースなどの機材を入れて
移動するのが重くて大変だった……という思い出があるので、
今の学生さんがめちゃくちゃうらやましいです(笑)

STEP:2 STEINBERG IXO12の紹介②機能面

 ここからは1番気になる機能面の紹介です!

【IXO12の主なスペック】
・INのチャンネル数:2

・CH1 → XLR/TRS(マイク&Line(※ギターやキーボード等)使用可能)
・CH2 → TS (Line(ギターやキーボード等))
 →いずれもGAINつまみあり。
  ボタンでミュート可能

・OUT端子 → LRあり
・ヘッドホンジャックあり

・充電口&PC接続口 → どちらもUSB Type C

主な機能はこんな感じです!
分かりやすくまとめると、

①マイク+楽器を同時に接続できる!
②Type CのケーブルでPCに接続可能

というのがメインの機能です。
EQやコンプ、エフェクトなどの複雑な機能はないので、初心者さんでも扱いやすい機材だと思います。

実際の動画で、使用感や音質などもレビューしていますので、
よかったら参考にしてください♪

STEP:3 STEINBERG IXO12を使うメリット①軽い!小さい!持ち運びが楽ちん!

 まず特筆すべきは、圧倒的な軽さとコンパクトさです。

 実際に使ってみて感じたのは、
作業する際にデスクの上で場所をとらないのが意外にうれしいんですよね!

 また、このサイズと軽さであれば持ち運びも簡単にできるはず。
例えばバンド活動や歌ってみた活動をしている方で、スタジオやカラオケで練習する際、
「今ちょっと録音しておきたいな~」と思うこと、ありませんか?

 そういった時に、このIXO12と、お手持ちのPCやスマホがあれば、サクッと録音することができます!
これから音楽活動を始める方は、持っていて損はない機材なのではないでしょうか!

STEP:4 STEINBERG IXO12を使うメリット②個人利用の範囲内なら充分な機能!

 IXO12は、マイクと楽器が接続できる、必要最低限かつ品質の高いオーディオインターフェースです。
個人で録音したり、DTMで曲作りする場合にも十分活躍できると思います!

 私が普段録音やギター練習で使うときも、マイク一本+ほかの楽器くらいしか同時に使わないので、
2CHあれば充分すぎるくらいかなと思っております!

 エフェクトやコンプ、EQが機材自体で調整できない……のですが、
PC上で調整することが可能なので、特に問題ないと思います。

 私も学生の頃に初めてオーディオインターフェースを購入したのですが、
結局GAIN(音量)のツマミ以外にはほとんど触っていませんでした……(笑)

 機材の扱いに慣れるまでは、こういったシンプルなモデルを使用するのもいいかなと思います!

STEP:5 STEINBERG IXO12を使うメリット③付属のDTMソフトが役立つ!

 IXO12を購入すると、「Cubase」というDTMソフトが付属してきます。
無料で高品質なDTMソフトを使うことができちゃうんです!

 これが結構便利だと思っていて、
DTMソフトでは歌ってみたの録音やMIX、
またギターなどの楽器の録音もできます。

 さらにDTMソフトでは「アンプシュミレーター」というものが使えます。

 アンプシュミレーターについて簡単に説明すると、
実際のアンプに近い音の設定で、
自分のギターを鳴らすことができるソフトです。

 ギターが弾きたいけど、アンプから音を出して練習できる環境がない方や、
エレキギターの音作りをもっと勉強したい方にはおススメの練習法です!

 アンプシュミレーターはネットで検索すると無料で使用可能なものも多いですし、
自分で音をアレンジすることもできるので、触っているだけで音作りの力がどんどんつきます!

 宅録、レコーディングだけでなく、
日ごろのギターの練習にも活かすことができるオールラウンダーですね♪

STEP:6 STEINBERG IXO12のデメリット①生配信には向かないかも……?

 正直品質もよく、最低限の機能がついているためデメリットはないのですが……
強いて言うなら、「生配信の活動には不向き」な点でしょうか。

 前述のとおり、IXO12には音量調整以外の機能がなく、
EQやエフェクト、コンプレッサーなど専門的な調整はできません。

 レコーディングの際は、録音ソフト側で調整すれば問題ないのですが、
生配信だとやり直しがききませんから、手元で調整できた方が
音響トラブルにもすぐ対処できるのかな、とは思います。

 生配信メインで活動する方は、
機材から直接EQやエフェクト(リバーブなど)を操作できる方が機転を利かせやすいと思うので、
そういった商品を検討してみてもいいかもしれないです!

STEP:7 STEINBERG IXO12はこんな人におすすめ!

 ここまで、STEINBERG IXO12の特徴と、使用して分かったメリット・デメリットを紹介してきました。

【IXO12はこんな人におすすめ!】
・初めてオーディオインターフェースを購入しようと考えている方
・音響機材の知識がまだない初心者の方
・宅録、レコーディング、ギター練習で使う方
・時々外に持ち出して使いたい方
・エレキギターの音作りを極めたい方

 個人的には、この5つのうちのどれかに当てはまる方には本当におススメです!

STEP:8 自分に合ったオーディオインターフェースを選んで、歌や演奏を楽しもう!

 シンプル is ベストの機能と見た目で使いやすく、持ち運びまでできる優れもの!
余計な機能がついていないため、初心者はもちろん、
手軽にガンガン使える機材をお求めの方にもおすすめできる機材です!

 この記事も参考にしながら、自分に合ったオーディオインターフェースを見つけてくださいね♪

コメント0件